2014年3月26日水曜日

バーエンドの隙間処理の巻

パラグライダー離陸場より
ハンドガードを付けたオフロードバイクでこけると、衝撃でハンドガードのバーエンド部がスロットルに干渉して、回転が渋くなったりします。

一応プラスチックの薄~いワッシャーが付属していますが、全く用を成しません。

この間、立ちゴケしたときにスロットルが戻らなくなっていて、再始動したときにいきなり吹き上がってビックリしました。

何かあったら危ないな。
これはマジで。

万が一ににもスロットルロックで暴走なんてされたらたまりません。

パイプの隙間が気になる・・・
私のスロットルの加工が甘かったというのもありますが、汎用ハンドガードのキットだけでは隙間が空いていてバーエンドの処理が美しくありません。

そんなわけで、安全対策と見た目の改善のために、他のバーエンドの部品を加工して干渉防止スペーサーを作りたいと思います。

ちなみに、スロットルとグリップゴムを同時に削るのはグラインダーがオススメ。

断面が綺麗に整います。



分離式のバーエンドを利用します
今回用意したのが、月木レーシング バイカーズ ハンドルバーエンドキャップ。

ちょうど私の欲しい部分だけが分離するので、その座の部分だけをスペーサーとして使います。
もったいないけど、先っちょは要りません・・・。

ハンドルパイプ終端からハンドガードまでの距離もチョット気にはなっていたので、適度な厚みが丁度よさそう。

他の車種用のためハンドルパイプの内径が合わないので、外周を削って径を合わせます。


なんちゃって旋盤~(声:大山のぶ代)
削るといっても、旋盤なんてものは無いので、穴を適当なネジで止めて心棒を通し、電動ドリルに取り付けます。

ドリルを回転させながら加工部に金切鋸やヤスリを当てれば、なんちゃって旋盤の出来上がりです。

精度は・・・まぁ、さほど期待できませんが、手仕事でヤスリを持って丸く削るよりは早くて綺麗に出来るはず。

グルグルと辛抱に外径を1.5mmほど削り込めば、なんとかハンドルパイプに収まるサイズになりました。


プライヤーで掴んでドリドリ~!
しかし、このままではハンドガードのボルトが通らないので、穴を直径8mmまで拡張します。

アルミなので、穴あけ加工は簡単。
スイスイと削れて、あっというまに穴あけ完了。






期待以上の出来になりました










早速、ハンドガードとの間に装着してみると、変な隙間がかなり緩和したのに加えて、スペーサーの位置が固定されているので、こけてハンドガードを強打してもスロットルに干渉することはなくなるはず。
何より見た目がずいぶん美しくなりました。

たまたまこういうパーツを見つけたから、ちょっと加工して良くなりましたが、最初からこういう製品があったらいいのに・・・。

まぁ・・・あるのかもしれんが。

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