イノシシの出没が相次いでいる。
稲刈までの約1カ月、毎晩夜警に繰り出すと寝不足になり困ってしまう。
罠の資格は有れど、アクティブな攻撃手段が無いため、一次的に追い払うには爆発音のする花火が有効で、町支給の動物駆逐用花火は、射程・威力共にとても良いのだが数に限りがある。
そのため、安価で大量に投入できる爆竹を補助にしていたのだが、音があまり大きくないのと、展開範囲が狭いのが惜しまれるのだ。
そこで、音に指向性を持たせて遠距離に影響力を持たせるべく、GoogleAIと共同開発したのがコレだ!
「対害獣用 Hyper Bass reflex 試験01型」略してHB−101である。
爆竹の比較的小さめの音をヘルムホルツ共鳴によって増幅する装置である。
この度は緊急を要するため、口の筒を省略化した試験器だ。
試験投入の結果としては、音の指向性は得られたものの、音圧レベルがまだ足りない様に感じた。
中に鉄の空き缶等を仕込む事で、低い爆音と耳障りな高音が混在する不快な音が出るようにはなったが、やはり口に筒を付けるなどの改良によって、音波の回折を防いで指向性を向上させる必要がある。



