再び・・・といって良いのかはわかりません。
なんせ最初のアレは、日本人のハリウッドに対する「羨望」の印象を「軽蔑」に変える代物でしたから。
「ゴジラを名乗るな!」
向こうのゴジラファンも同じ気持ちだったようで、GODZILLAのGOD(神)部分を剥奪されてZILLAと呼ばれる始末。
せっかく生まれたキャラクターをそこまで貶めた責任は重大です。
そのデザインは東宝の要求を無視し放題ですし、日本についての認識の浅はかさもあって設定のリアリティの低さたるや、そりゃもう惨々たる有様でした。
徹頭徹尾「アレ違うコレ違う」と、ほとんどギャグ映画。
ジャン・レノが可哀想。
ハリウッドの名をあそこまで失墜させた作品は例を見ないでしょう。
さて、今回の2014年版ゴジラ、日本では7月公開なので、今はトレーラームービーを見るしかないのですが、ゴジラの造形は悪くなさそうです。
ただ、巨大過ぎかも・・・。
日本では確か、初代が50mで、首都圏の高層ビルの乱立と共に80m、100mと大きくなっていったはずですが、今回のUSゴジラはそれよりも大幅にでかい。
二足歩行の限界を超えているとか、そんな野暮な理屈はどうでもいいのですが、あんなにでかいとゴジラにとって人間の存在が無意味になるんじゃないかと・・・。
そういうストーリーなら別にいいんですけどね。
あと、ラドンっぽい怪獣が出るらしいですが・・・その名が「ムトー」。
やっぱ、分かってないよアメリカ人さん!
怪獣の名前は、3文字・濁点・最後に「ラ」が基本。・・・私的にですが。
怪獣の名としての音の響きにコクが無いとは思いませんか。
「麦茶だと思って一気飲みしたら出し汁だった!」という時の衝撃的なまでのコクが無い!
「ムドー」にすればそれっぽいですが、ダメ。ドラクエの中ボスになっちゃう。
それはともかく、今回は久しぶりに映画館へ行こうと思います。
最後に行ったのがアバターだったっけ?あれでガッカリして以来、足を運んでいないんですよね。
今から7月が待ち遠しいです。
ちなみに私は、初代ゴジラ(1954年)が作品としては一番好き。
後のVS物は一作目と比べる物じゃないし・・・お正月の娯楽映画ですよね。
「男はつらいよ」的な。
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