8月も今日で最終日。
先だって予定していた小豆島ツーリングに行ってこようと思います。
今回の目玉はフェリー!
中山間地域に生息している私は、自家用車が無ければ移動がままならず、電車や船といった公共交通機関に縁がありません。
なので、フェリーといったら一大イベントなわけです!
プレミアムな体験なのです!
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VTR & WR250R(営農用) |
今回は友人のVTR氏と一緒に行ってきます。
先日から朝夕が冷え込むようになったので、少し防寒対策をしてきましたが、昼頃には暑くなるはずなのでクールシャツとメッシュジャケットです。
今回はツーリングケースをフル装備にして来ました。
2Lの燃料を携行、雨合羽、万が一の危機に対応するために、トイレットペーパーも装備。
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新岡山港フェリー乗り場 |
私が浮かれていたため、出発が予定より少々早まったので、高速道路を使わずに新岡山港へ行く事にしました。
日曜の朝なので、思ったほどの混雑もなく港へ到着。
乗車券を買うために売店へ。
車格を確認するためでしょう「車検証を提示してください」という張り紙がありましたが、こちらはシート下に簡単に仕舞い込めるような構造のバイクではないためチョット躊躇。
しかし、750cc以下であることを伝えるとOKでした。
搭乗時間が来たので、車両を積み込みます。
他にもツーリング客が来ているようで、一緒に乗り込みます。
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輪留めのかませだけ!? |
船なのでもっとガッチリ縛るような固定方法なのかと思いましたが、輪留めとサイドスタンドの補強に腹下に噛ませるだけで固定完了の様子。
こんなんでいいんだ!?揺れとか大丈夫!?
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ラウンジ |
さてさて、これから小一時間の船旅。
思っていたより揺れがなくて、快適な乗り心地です。
これならバイクの固定が輪留めだけなのも納得。
思っていたより揺れがなくて、快適な乗り心地です。
これならバイクの固定が輪留めだけなのも納得。
今回の旅の目的の一つに「バイクでフェリーに乗る」というのがありましたから、これで一つ目的は果たしました。
次に、「寒霞渓へ行く」のが私の最大の目的。
海岸の0mから777mの山頂まで行きますよ。
海岸の0mから777mの山頂まで行きますよ。
VTR氏はエンジェルロードと、オリーブ園、地酒の店に行きたいとの事。
特に寒霞渓へのアクセス方法を考えるとかなり悩ましい。
なにせメインのアクセス道路が三又になっているので、効率よく回るためには1本の経路へは行けなくなってしまう。
ここは涙を呑んでルートを決めるしかなさそう。
土庄港から主要道を東へ向かい、エンジェルロード、オリーブ園、地酒の店を回り、東の海岸線を走りつつ北に回りこみ、大部から寒霞渓へ登る。そして、小豆島スカイラインを通って土庄港へ戻る事に決定!
おっと、そろそろ小豆島に着いたようです。
早速、エンジェルロードへGo!
しばらく走って・・・ここドコですか?・・・どうやら間違って大回りをしているようです。
初めての土地はこういう事があるから・・・楽しいっ!!!
ナビゲーションシステムなどの無粋なものを使わずに、紙の地図を見ながら進むのはドキドキしますね。
まぁ・・・アウトドア用の腕時計は付けてきたので、気温・方角・標高は分かりますけど。
まぁ・・・アウトドア用の腕時計は付けてきたので、気温・方角・標高は分かりますけど。
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エンジェルロード |
んでもって、やってきましたエンジェルロード!
ご覧の通り、干潮時に島に渡れる道が出来て、恋人同士で渡って楽しむ・・・んだろうね。
オッサン二人で来るもんじゃないというのは良くわかりました。
くそう。次だ次!
くそう。次だ次!
これがモデルになったのかな?
そして、やっぱり目につくのがオリーブの木。
さすがにオリーブを特産品にしているだけあって、気が付けばそこにオリーブの木があります。
実も生っており、見た目がものすごくナツメの実っぽいので熟れたら甘そうに見えますが、そうでもないんでしょうね。
チョット歩くと神社がありました。
そして、やっぱり目につくのがオリーブの木。
さすがにオリーブを特産品にしているだけあって、気が付けばそこにオリーブの木があります。
実も生っており、見た目がものすごくナツメの実っぽいので熟れたら甘そうに見えますが、そうでもないんでしょうね。
チョット歩くと神社がありました。
まさか!ご神木がオリーブ!?
・・・じゃなかったです。周囲の木も普通に榊でした。
ギリシャ風車です。
日本の建築物にはこういった円柱のものが無いので、異国の情緒があって面白いですね。
これも「魔女の宅急便」に出てるのかな?
小豆島で映画といえば「二十四の瞳」。
ここからその映画村への渡し船があるみたい。
私の記憶が確かなら、12対の目を持つ女教師が小豆島を舞台に大暴れする、痛快ホラー巨編だったっと思いますが、何だか怖そうなので今回は行きません。
ひとしきり歩いたので、道の駅のお土産屋さんで一休み。
予想通りオリーブソフトクリームがあったので一つ所望。
これは美味しい!葉の粉末が混ぜ込んであるらしく、抹茶とは違ったコクがあってとても濃厚な印象。
食べ応えのあるソフトクリームでした。
お土産を買おうかと思ったんですが、チョコレート等の温度の影響を受けそうなものが多いので、後回しにした方が良さそうです。
次は、小豆島唯一の酒蔵である森國酒造へ行きます。
しかし、大きな醤油の蔵はありますが、酒造場は見当たりません。
・・・あきらめよう。そう思ったとき、VTR氏の執念で看板を発見!細い裏路地へ入っていくと・・・ありました!
時間も丁度お昼時。
さすがに飲むわけにはいきませんが、昼ごはんが頂けるという事で店内にGo!
一階は売店とお食事処、二階は展示物があります。
古めかしい酒蔵ならではの道具・・・ばかりではありませんが、屋根裏の秘密基地っぽい感じです。そして何故か名のある政治家の色紙も。
よし、お昼も済んだし、一休みも出来た。
ここから海岸沿いを走って北上し、寒霞渓へ向かいます。
東の海岸沿いは石切り場が多く、大阪城の石垣を構成する石もここから切り出されたそうです。
その際に亡くなった職人さんが供養されてたりします。
不意に現れた「寒霞渓」の看板に誘われて急峻な登り坂を進むと、険しすぎる道のバイパス工事中で、かなり変則的なコースになっています。
気にせずグリグリ登っていくと、小豆島ブルーラインに出てきました。
・・・・アレ?目的地は問題ないんだけど、看板に誘われて一本手前の道に入っちゃったようです。
しかし、そこから見える景色がなかなかのもので、天気の具合からか海と空の境目が無く、視点の高さも相まって空間的な知覚が狂いそうな面白い雰囲気。
やってきました!小豆島寒霞渓!
本当なら紅葉の時期に来れたら最高なんでしょうけど、農繁期には忙しくて動けませんからね。
初秋の寒霞渓です。
登りの手段としてロープウェイもあって楽しそうではありますが、それこそ紅葉の時期が最善なんでしょう。
なにやら「かわらけ投げ」という願掛けをやっているらしく、絶壁の途中に設けられた輪の中に「かわらけ」と呼ばれる小皿を投げ入れる事が出来れば願いが叶うそうです。
投げてもなかなか真っ直ぐ飛ばないので、皆さん苦戦しているようでした。
ココからの眺めはご覧の通り、高くて広くて28mm相当の画角では収まりません。
魚眼レンズが使えれば!!!もっとこの光景を切り取る事が出来ただろうに!!!
でも、バイクだと一眼レフは大きすぎるんだよね・・・。
ここでも一休み。
ここには「完熟オリーブソフトクリーム」というのがあるようです。
さっそく食べてみると、濃厚さはありませんがオリーブの実の風味もあって、軽めで爽やかな食べ心地。
ソフトクリームというよりジェラートですね。
小豆島の最高峰?四方指へやって来ました。
島を見渡せる海抜777mの360度パノラマです。
圧倒感が凄いです!
ちょっとテンションが上がってきます。サルのフンさえ無ければ。
壮大な景色を堪能しながら歩くと、サルの落とし物を踏んでしまうので気が気ではありません。
整備されているとはいえ、一歩向こうは断崖絶壁なので、サルのフン共々油断できません。
スリリング&エキサイティングです。
奥に進むと人工の展望台がありました。
先ほどの展望台から見え辛かった西の眺望が楽しめます。
瀬戸大橋なんかも見えますね。
そういえば、この辺にアマチュア無線の中継局があったはずなんですけど、何処なんでしょう?確かJR5WBでしたっけ?
私は休局中なので無線は使っていませんが、何だか気になります。
調べてみたら、かなり前に無くなっていたんですね。
携帯電話全盛の現在ですので仕方ないとは思いますが、何だか寂しい気もします。
いよいよ大詰め、小豆島スカイラインを通って、土庄港へ向かいましょう。
岡山県の様な平坦な所に住んでいると、こういう変化に富んだ地形は面白いですね。
出発が早かったせいもありますが、かなり早い時間に土庄港へ着きました。
港にはツーリング帰りのバイクが並んでおり、その中に我がWR250R(営農用)の兄弟車で、モタード仕様のWR250Xが!!!わー!初めて見たよ。
しかもライダーはお姉さん。
かぁっこえぇー!
さて、かなりゆっくり島を回ったつもりですが、結構余裕のあるツーリングとなりました。
フェリーでの船旅で休めたという事もありますが、島自体がツーリングをするには良い大きさなのでしょう、休憩場所が多くあるので、立ち寄っていればお尻が痛くなりません。
時間自体は、帰りの船をもう一便遅らせてもいいくらいの余裕があります。
にもかかわらず、適度な充実感もあり、なかなか満足度の高いツーリングでした。
バイクでぶらりとできる適度な広さと、大きな高低差、名所・名物もあり、休憩場所が充実しているのもありがたい。
ここはナビじゃなくて、地元情報誌の紙の地図で行くのが楽しい所ですな。
・・・じゃなかったです。周囲の木も普通に榊でした。
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ギリシャ風車 |
ギリシャ風車です。
日本の建築物にはこういった円柱のものが無いので、異国の情緒があって面白いですね。
これも「魔女の宅急便」に出てるのかな?
小豆島で映画といえば「二十四の瞳」。
ここからその映画村への渡し船があるみたい。
私の記憶が確かなら、12対の目を持つ女教師が小豆島を舞台に大暴れする、痛快ホラー巨編だったっと思いますが、何だか怖そうなので今回は行きません。
ひとしきり歩いたので、道の駅のお土産屋さんで一休み。
予想通りオリーブソフトクリームがあったので一つ所望。
これは美味しい!葉の粉末が混ぜ込んであるらしく、抹茶とは違ったコクがあってとても濃厚な印象。
食べ応えのあるソフトクリームでした。
お土産を買おうかと思ったんですが、チョコレート等の温度の影響を受けそうなものが多いので、後回しにした方が良さそうです。
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森國酒造 |
しかし、大きな醤油の蔵はありますが、酒造場は見当たりません。
・・・あきらめよう。そう思ったとき、VTR氏の執念で看板を発見!細い裏路地へ入っていくと・・・ありました!
時間も丁度お昼時。
さすがに飲むわけにはいきませんが、昼ごはんが頂けるという事で店内にGo!
一階は売店とお食事処、二階は展示物があります。
古めかしい酒蔵ならではの道具・・・ばかりではありませんが、屋根裏の秘密基地っぽい感じです。そして何故か名のある政治家の色紙も。
よし、お昼も済んだし、一休みも出来た。
ここから海岸沿いを走って北上し、寒霞渓へ向かいます。
東の海岸沿いは石切り場が多く、大阪城の石垣を構成する石もここから切り出されたそうです。
その際に亡くなった職人さんが供養されてたりします。
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何処が境目!? |
気にせずグリグリ登っていくと、小豆島ブルーラインに出てきました。
・・・・アレ?目的地は問題ないんだけど、看板に誘われて一本手前の道に入っちゃったようです。
しかし、そこから見える景色がなかなかのもので、天気の具合からか海と空の境目が無く、視点の高さも相まって空間的な知覚が狂いそうな面白い雰囲気。
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寒霞渓展望台 |
本当なら紅葉の時期に来れたら最高なんでしょうけど、農繁期には忙しくて動けませんからね。
初秋の寒霞渓です。
登りの手段としてロープウェイもあって楽しそうではありますが、それこそ紅葉の時期が最善なんでしょう。
なにやら「かわらけ投げ」という願掛けをやっているらしく、絶壁の途中に設けられた輪の中に「かわらけ」と呼ばれる小皿を投げ入れる事が出来れば願いが叶うそうです。
投げてもなかなか真っ直ぐ飛ばないので、皆さん苦戦しているようでした。
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内海湾を望む |
魚眼レンズが使えれば!!!もっとこの光景を切り取る事が出来ただろうに!!!
でも、バイクだと一眼レフは大きすぎるんだよね・・・。
ここでも一休み。
ここには「完熟オリーブソフトクリーム」というのがあるようです。
さっそく食べてみると、濃厚さはありませんがオリーブの実の風味もあって、軽めで爽やかな食べ心地。
ソフトクリームというよりジェラートですね。
お土産にオリーブオイルを買おうと、地元産の有無を問うと「ありますけど・・・・円です。」と言われて全力で引き下がりました。大人しくスペイン産を買って帰ります。
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四方指から寒霞渓を望む |
島を見渡せる海抜777mの360度パノラマです。
圧倒感が凄いです!
ちょっとテンションが上がってきます。サルのフンさえ無ければ。
壮大な景色を堪能しながら歩くと、サルの落とし物を踏んでしまうので気が気ではありません。
整備されているとはいえ、一歩向こうは断崖絶壁なので、サルのフン共々油断できません。
スリリング&エキサイティングです。
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展望台 |
先ほどの展望台から見え辛かった西の眺望が楽しめます。
瀬戸大橋なんかも見えますね。
そういえば、この辺にアマチュア無線の中継局があったはずなんですけど、何処なんでしょう?確かJR5WBでしたっけ?
私は休局中なので無線は使っていませんが、何だか気になります。
調べてみたら、かなり前に無くなっていたんですね。
携帯電話全盛の現在ですので仕方ないとは思いますが、何だか寂しい気もします。
いよいよ大詰め、小豆島スカイラインを通って、土庄港へ向かいましょう。
岡山県の様な平坦な所に住んでいると、こういう変化に富んだ地形は面白いですね。
出発が早かったせいもありますが、かなり早い時間に土庄港へ着きました。
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さらば!小豆島よ! |
しかもライダーはお姉さん。
かぁっこえぇー!
さて、かなりゆっくり島を回ったつもりですが、結構余裕のあるツーリングとなりました。
フェリーでの船旅で休めたという事もありますが、島自体がツーリングをするには良い大きさなのでしょう、休憩場所が多くあるので、立ち寄っていればお尻が痛くなりません。
時間自体は、帰りの船をもう一便遅らせてもいいくらいの余裕があります。
にもかかわらず、適度な充実感もあり、なかなか満足度の高いツーリングでした。
バイクでぶらりとできる適度な広さと、大きな高低差、名所・名物もあり、休憩場所が充実しているのもありがたい。
ここはナビじゃなくて、地元情報誌の紙の地図で行くのが楽しい所ですな。
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