リレーのスイッチが無線なので、その辺の故障ではないか思い、手元の送信側スイッチ類を調べましたが問題なさそう。
ただ、リレーが反応してませんね。カチカチ音がしません。
どうも受信側の無線リレーユニット周りが怪しそう。
何か焼き切れてる! |
線に錆が見受けられるので、線が腐食して抵抗値が上がり、その結果焼き切れたのかな?
それにしても、この切れたパーツは何だろう?
・・・調べてみたらダイオードの様です。
ダイオードの特性として一方向にしか電気が流れないので、逆流防止なんかに使われていますね。
んで、このダイオードの型番は何だろう?
読めん・・・(汗 |
型番が焼けたりしてて読めんぞ!
周囲のダイオードを、ありとあらゆる方向から
観察したところ、1N4004 という物と推測。
型番は分かった!が、しかし、これを買いに行くとして、取扱い店は無線屋さんくらいしか知りません。
知ってる店はどれも遠いので、ダイオード1個買うのに車を走らせるのもなんかね・・・。
ネットで注文しようか。
メール便なら車を出すよりはるかに安いもんね。
届きました! |
中国から!
1個で良かったんですけど、こんなに届きました!
中国から!
まぁいいか。 |
とりあえず付けてみましょう。
何という事でしょう!困ったことに焼き切れていた方の基盤の穴は、パターンが切れているようです。
被覆を削って露出させたパターンにリード線を寝かせて接触させ、無理矢理はんだ付け。
ヘッタクソな玉はんだになりましたが、まぁいいでしょう。
早速、動作チェックしましょう!
直った! |
点灯スイッチを入れると・・・
アイヤー!ナオタアルヨー!!
先日の早朝濃霧の時に、フォグランプ点かなくて気持ち悪かったんですが、これでもう大丈夫!
新しい中華ダイオードの線が細かったのが若干気になりますが、電流に耐えられない様ならまた焼き切れるだけでしょう。
いやはや、無線リレーユニットが修理できるくらいの構造で良かった。
20年くらい前の製品だから、比較的構造が分かりやすくて助かりました。
最近のチップタイプのダイオードとかを使った、集積率の高い構造だったら、手が出せませんでしたよ。
一年の締めくくりに良い修理が出来ました。
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