2013年7月12日金曜日

大山、温泉そして・・・

梅雨明けです。
しばらく晴れが続きそうで、絶好の登山日和。
世界文化遺産に認定された富士山は、物凄く人が押し寄せているらしいので、私は近場の鳥取県の大山(だいせん)に登ることにしました。いやまぁ、富士山までが遠いし・・・(汗

大山到着
やってきました!伯耆富士こと大山!
テンション上がるぜ・・・・あれ?
なにこのモヤモヤ・・・。

おそらく、少し経てばチョットは改善するだろう。
たぶん。
・・・・お願い。神様、仏様。


交番で登山届を出して参道へ。

さすが平日の朝。8時頃だと誰もいないや。
店の準備を始めた店主に挨拶をしながら大山寺を過ぎ、大神山神社奥宮へ。

今までは、割と整備された「夏山登山道」で1709mの大山山頂避難小屋に登っていましたが、今回は「ユートピアルート」でユートピア避難小屋に初挑戦です。

 公式案内だと登りで3時間半コースですが、この入り口へ来るまでに道を間違えて、すでに9時過ぎ。30分もロスタイム(汗
焦っても仕方ないので、ぼちぼち登りますか。

で、登り始めたわけですが、選んだ分かれ道が途中から獣道になって・・・コレ道じゃない。
足跡があるけど、コレ正式な登山道じゃない(涙
方角と地図で見ると、もう少しで尾根に出るはず。
出ました。が、私の出たところには看板が無い。不安はあるけど、見える北壁へ向かうべきなので尾根を歩いていると、前方から人の声がする。
よし。こっちで正解のようだ。しばらく行くと正式な登山道の看板発見!よかった~。
さっきの人に挨拶でもしようと思ったが、行けども行けども姿が見えない。
私、そんなに脚力弱い方じゃないと思ってたんだけど・・・。
もしかして・・・天狗?天狗が助けてくれたの!?

地元の環境整備の人でした。
天狗じゃなかった(汗

木の間から覗く北壁が、次第に迫力を帯びてきました。
さぁ、もう失敗しません。できません。
この先は失敗すると死にます。
さてさて、チェックポイントです。
2時間でここ「中宝珠越」まで来るのが公式のペース。
現在時刻10時ピッタリ!
写真を撮ったり一休みしたりしながら来ましたが、何と予定時間内に縮まりました。

ここからコンパクトカメラのFUJIFILM X10からNikon D300s + Tokinaの魚眼ズームにカメラを切り替えます。魚眼レンズだから180度写るよ!
っていうか、なんですかコレ!?
疲れてよろけたら、谷底目掛けて真っ逆さまじゃないですか。
帰りは下りで膝が笑うから気を付けないとなぁ。

写真だと角度とか分からないですね~。
傾斜角80度とかですよ。
落石が怖いです。

トレッキングポールが邪魔になるので、ザックに仕舞って四つん這いで登ります。

あと、ロープがありがたい。

ひいぃ~!!
両脇は崖です。落ちたら一溜りもありません。
風の強い日は・・・怖いなぁ。

上宝珠越の尾根伝いは上り下りの連続ですが、上り下りの距離がバランスよくあるので、意外に疲れない。
さらに、景色が一気に開けてくるので、ちょっと楽しくなってきた。



三鈷峰
お花畑って言うんでしょうか?一応の目的地に到着しました。
向こうに見えるのが「三鈷峰」です。

ユートピア避難小屋に到着。現在11時11分。公式ペース時間内に到着しました~。これなら、時間の余裕をもって帰れるね。
この先にまだ道はあるけど、先は予定外なのでここが最終目的地です。

何はともあれ、お昼にしよう。大豆の栄養食品(遺伝子組み換えでない)を3本と、栄養ドリンク、スポーツドリンクが昼ごはん。
体も荷物も軽くなりました~!もちろんゴミは持って帰るよ。

大山を一望
この周辺は、もう少ししたら花で一杯になるそうな。綺麗なんだろうなぁ。

山を下から見るとモヤってたけど、上まで登ると結構いい感じ。
モヤも距離感が出ていいじゃないの。
でも、魚眼レンズでも映しきれないスケール感はどうしたものか。
単に私の腕がしょぼいのか・・・。

いい加減、帰路に付かないといけないのですが、割と近いので三鈷峰に行ってみることにしました。
が、「この先危険」の看板が・・・(汗

この荷物が無かったら行ってもいい。
なので、この先は止めよう・・・。

さて、そろそろ帰るとしましょうか。
そうなのだ。
登ったら降りなきゃいけないのだ。
死なずに帰るのが登山なのだ。
下りは膝がガクガクするので、登りよりも危ない気がする。

帰りに見ても、ひぃぃぃ~。
先に見える尾根伝いが帰り道。
来た分だけは帰らないと・・・。

下山したら、温泉に行くぞ!
道との遭遇だ。
文明よ!こんにちは!

よっしゃ!温泉!温泉!

大神山神社奥宮。
行きは道を間違えて立ち寄れなかったので、無事のご報告に参拝。
ちゃんとお賽銭は入れましたよ!

あぁ、交番で下山届も出さなくっちゃ。これを忘れると、たぶん怒られる。

最終的に無事に帰れたけど、最初道に迷ったのは反省。晴れてたから良かったようなもんで、濃霧だったら引き返さないといけなかった(汗

でもやっぱ、平日は登山客が少ないね。
ユートピアコースは数人しか出会わなかった。

ちなみに備忘録として書いておくと、帰りの所要時間は2時間少々でした。

はい。温泉です。
今回も皆生温泉の「かんぽの宿」でお風呂を借りることにします。
すげぇ!浴場が貸切状態だ!
全部一人で堪能だ!

風呂上りにアイスが欲しくなったので、自販機を見るとカップアイスが1個300円。
うぅむ。どうやら、大人の経済力を見せるべき時が来たようだ。
いや、誰に見せるわけでもないんだけど。

やぁ~、多少難はあったけど、結果として無事に終わって、よかったよかった。

はい?

タイトルの「そして・・・」の部分は何かって?
そんなの「帰る」に決まってるじゃない。


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