2013年9月27日金曜日

バギー改造記/ 速度センサーの帰還/ ブレーキレバーの粛清

外れたチェーンに巻き込まれて、バキバキに破損した速度センサーを新調したので、早速取り付ける事にしました。
左が新しいセンサー、右がぶっ壊れたセンサー
今回、取り寄せたのはフルサイズバギーではお馴染みのボルト式固定の物。
以前の物はステーに完全固定だったので、ステーをひん曲げて位置を調整していたんですが、新しいセンサーは、ボルトの締め込み具合で感知用マグネットまでの距離を調整するので、とても微調整がしやすいです。



ステップドリドリ
ただ、ポン付けというわけにはいきません。
元のステーの穴が四角いので、ステップドリルで穴を拡張していきます。

あとは、防錆塗装をします。

一度、バーナーで炙って元の塗装を焼き、ワイヤーブラシで擦って剥がします。
樹脂系塗料を使っているらしく、炙れば焼けて綺麗に剥がれます
なんと、塗装の下が錆てましたが、無視してさらにガンガンに炙ってやります。
そして、熱いうちにスプレーで塗装!なんちゃって焼付け塗装だ!
乾くのが早いので、3回くらい塗膜を重ねます。
微調整も簡単
んでもって、サクッと組み付け。

これくらいの加工なら、中華バギー乗りなら朝飯前だぜ。
・・・しまった。作業前に朝飯食っちゃったよ。ちくしょー!

速度センサーが直ったので、試運転がてら草刈に行ってきました。
メーターがちゃんと動くのっていいね。表示されてる数値は怪しいけど・・・。

昼飯も食ったし、以前から気なっていた、ブレーキレバーがカタカタするのを修正します。
握り方向の遊びじゃなくて、上下にカタカタするんですよ。
ネジの締め込みが甘いのかと思いましたが、どうやら違うみたい。

端の方が凹んでます
外してみると、接触面が平らじゃない!
極端に言うとカマボコっぽい形になっていて、本来全ての面が接触すべきところ、2点ほどしか接触してないために隙間が出来てカタカタしていた模様。
裏表の接触面ともに同じような酷い精度で出来ているようです。

真っ平ら!
裏表の接触面をヤスリで平らにしてやりました。
材質がアルミなので加工は簡単。
ここは擦れる部分だし、アルミは酸化した部分が自ら保護膜になるらしいので、このまま塗装しません。

厚みの微調整
接触面を削ったので、ワッシャーを噛ませて隙間を調整します。
ワッシャーの厚みが合わなかったので、ワッシャーを削って少し薄くしました。

素晴らしい感触になりました
グリスアップして、組みつけてみると・・・
すんばらしい!全然変なカタカタがない!可動すべき方向にのみ稼動する!
当たり前の動きって気持ちいいね~。まるで Made in Japan な精度!

ちなみに、ブレーキの油圧ホースは、ハンドルバーを高くしたときに長さが不足気味だったので、長めのステンメッシュホースに交換してあります。
以前は圧力をかけたときに、ホースの膨張で逃げていた圧力が、メッシュのおかげで無駄なくキャリパーまで伝わって、ブレーキを握ったときの「グニャン」というのが「グッ」って感触になりました。
ホースのステンメッシュ化はオススメ!

0 件のコメント:

コメントを投稿