2014年4月4日金曜日

WR250R(営農用)北へ!の巻

桜が咲き始めましたね。
気温も穏やかになって、お出かけするには絶好の日和です。
そんなわけで、WR250R(営農用)を駆って北を目指そうと思います。

大まかな予定は、国道180号線を北へ。
以上!

木野山駅周辺
日和も良いので、ジェットヘルメットにメッシュジャケット+防寒インナーといった装備で行こうと思います。

国道180号線を進むと、木野山駅が見えてきました。

ここは毎年ホーム周辺の桜並木が綺麗で、今年も見事な咲きっぷりです。
もう少しして、花びらが舞い散る様が見られるのもなかなか風流ですよ。

電車の車窓から見るのも良さそうですね。


千屋ダム堰堤
高梁市を過ぎて新見市に突入。
そういえば、昼前に出発したからご飯を食べてなかった。
コンビニで惣菜パンと缶コーヒーを買い、お昼ご飯にします。
ジェットヘルメットは被ったままでも飲み食いできて楽だね。
コケると顔面が危ないんだろうけど、フルフェイスは被ったままお店に入れないしなぁ(苦笑
あと、私の持っているオフ用フルフェイスは、側面からの風を受けやすいので、走行中に周囲を確認しづらいんだよね。


この辺になると、日陰が少し肌寒く感じるようになりました。
場所によっては、まだ残雪がある模様。
一旦、千屋ダムの駐車場に止まって、防寒インナーを着込むことにします。
それにしても、堰堤の下から見上げるダムは迫力あるなぁ。

明智峠、鳥取県側より大山を望む
県境付近に来ると、しとしとと雨が降ってきました。

小雨に打たれながら「いぶきの里スキー場」を過ぎ、明智峠を越えると前方に大山が見えました。
そこから見える山頂には、まだ雪を頂いています。
曇りがちですが、割と眺望は良好。

雨が気になるところですが、服の内部に水が染みてこない装備なので、多少の雨なら雨合羽なしでも大丈夫。

っていうか、雨合羽を持ってくるのを忘れました(汗

伯耆街道で大山寺へ
国道180号線から国道181号線(出雲街道)へ乗り、このまま大山まで行っちゃう事にします。
県境の峠を越えたら雨も止み、気温も穏やかになったので快適なツーリングが出来そうです。

あまり考えなくても良さそうなので、一般的な経路を選択し、一路溝口へ。
この辺りの平野部は桜が満開で、雪の大山と満開の桜の組み合わせがとっても綺麗。
ここらの人は、良い所に住んどるな~。

さてさて、溝口から伯耆街道を通って大山町へ上ります。
裾野は大して雪もなく、道も乾いているので快適に走行できます。
登りに差し掛かっても250ccのエンジンと約130kg程度の自重なので、これくらいの登坂は楽々。
高速道路を使わないんだったら、250ccクラスは快適だね~。

南光河原より北壁を望む
いくらスキーシーズンが終わったとはいえ、枡水高原まで来ると路肩の雪に迫力が出てきました。
この辺はさすがに気温が違います。
寒いです。
あぁ、防寒インナーもって来ててよかった~。

さて、大山寺付近まで来ましたが、スキー場の連絡道周辺はまだ車両の乗り入れは禁止っぽいので、この辺で引き返す事にします。
思いつきで昼ごろ出発したので、そろそろ岐路に向かわないと状況が悪くなりそうなんだよね。


でもその前に、アウトドア用品店のモンベルショップでお買い物。
ついでに携行缶の予備燃料(1リッター)を給油しておく。燃料タンクが7.6リッターと小さいから、携行缶で2リッターくらいは持っていた方がいいのかな?

店の駐車場脇の南光河原もまだ雪で埋もれていますが、周辺には登山客らしき人がいます。
死ぬなよー。

夏なら私も登るんですけど・・・冬はね~・・・。
以前、消防団の行方不明者捜索で、冬の山中を雪中行軍したときの苦労を考えると、何かあった際に人様にアレを強いるのは気が引けます。しかも大山なんて・・・。

枡水からの日本海の眺望
下りに向かうと、登りの際には気が付かなかった景色に出会えます。

曇りがちだけど、弓ヶ浜や中海までの眺望が開けています。

先日までの好天の際に来れていれば、さぞかし良い景色だったろうに。
今はまだ寒いけど、もう少し暖かくなって初夏の大山環状道路とか、絶対に気持ちよさそうじゃない。

その点はチョット残念ですが、大山周辺をバイクで走るのは爽快なので、まぁいいや。

完全にシーズンOFFで開いている店は皆無だから、自動販売機の暖かい飲み物がありがたいね。

大山環状道路は通行止め
もしかして・・・と思って大山環状道路の入り口に来てみましたが・・・。
やっぱり冬季封鎖のままですね。

あわよくば、このまま蒜山へ抜けて帰ろうと思ったんですが、蒜山大山スカイラインが除雪にかかったという話だったので、気が早かったようです。

場所によってはまだ雪崩の心配があったりするんでしょう。

残念だけど、もう少し暖かくなったら絶対来るよ。



奥大山から鏡ヶ成へ
こうなったら仕方ない。
江府まで戻って内海峠を越え、蒜山へ抜けて帰ろう!
と思ったけど、鏡ヶ成から関金方面へ行けないかと考え、ちょっと奥大山方面のわき道(大山環状道路)に逸れてみました。
烏ヶ山が見えた頃になると、急激に気温が下がってきたのでしょう、霧が地面を這い出しました。
以前、仕事の4tトラック(空荷)で雪が残るこの道に来てしまい、ずいぶん難儀をした覚えがあります。
今日は道に雪もないし、取り回しの軽いバイクだし、何の問題も無いよね。

通行止め!
何と言う事でしょう!!

蒜山大山スカイラインはおろか、関金へ抜けるルートも全然ダメでした!
あわよくば、関金温泉でひとっ風呂洒落込もうと思ったんですが。
鏡ヶ成スキー場で袋小路になってしまいました・・・。

仕方ない・・・引き返そう。
まぁ、サントリーの工場の方へ行けば内海峠へ行けるから大丈夫。
それよりも、空模様がだんだん怪しくなってきました・・・時雨れてきました。

蒜山の道の駅「風の家」
内海峠を越えてきました。時雨のワインディングロードは怖かったです。

WR250R(営農用)にも大分慣れてきて、リアブレーキのフィーリングも掴めてきたんですけど、濡れた路面での横ズレは怖いです。
速度が大したこと無いのでコケはしませんが、まだテールスライドを扱えるほど達者じゃないので、ただ怖いだけです。

やっとこさ蒜山の道の駅まで帰ってきました。
濡れると冷えるので、一旦休憩です。

うはぁー!温かい缶コーヒーうめー!!!

蒜山やつか温泉「快湯館」
冷えた体を温めるには、やっぱり温泉でしょう。
という事で温泉施設の「快湯館」にやってきました。こんな事もあろうかと、タオルは持参で来ています。
屋根付きの駐輪場があるので、バイクを置いておくのも気が楽です。

いざ、お風呂を使わせてもらおうと、レジカウンターへ行くと・・・
「経営元が変わりまして、オープン初日の本日は、入浴料無料でご利用いただけます。」
だそうです。

マジですか!?

通行止めで関金温泉へ行けなくても、結果的にコッチに来て良かった~!

空の大怪獣ラドン温泉で、運動の疲れに効果的!
室内の浴槽とサウナ、露天風呂まであって、湯上りには休憩室も使え、勿論お土産も買えます。
みなさん、蒜山上長田の「快湯館」へ!

入浴料代わりに宣伝です(笑

さぁ、体も温まったことだし、後はのんびり帰るとしよう。
今回は高速道路は使いません。250ccのオフ車だと正直辛かったし、ETC無しだから値引きとか無いしね。
急いではいないから一般道で帰れば良いや。

そうして岐路に着き、湯原付近に差し掛かかると、前方に幾度と無く閃光が。
ちょっとまてーい!雷か!?夕立ですか!?
最初サラサラと降っていた雨も行けば行くほど雨脚が強まり、あっという間に全身濡れ鼠になってしまいました。
幸いなのは、バイク用品の衣類なので、中まで浸水してこないこと。
メッシュグローブ以外は水気を感じません。
肌着までビショビショにならないのは安心感がありますね。

後ろのバッグも一応の防水機能はあるので、中身はさほど心配いらないはず。

しかし!時を同じくして燃料残量警告灯が赤い光を放ち始めました。
残量が2.1リッターを切ったようです。
私の運転でWR250R(営農用)は、燃費が大体1リッターあたり30kmくらいでした。
って事は、ざっと60kmくらいは走れると。
家までは帰れそうですが、赤い警告灯が点きっぱなしなのは精神衛生上よろしくありません。
県北はハイオクが170円台と高騰しているのですが、給油して帰ることにします。

あぁ、2リッターくらいで収まりの良い形状の、ガソリン携行缶って無いもんかなぁ。

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