気温も穏やかになって、お出かけするには絶好の日和です。
そんなわけで、WR250R(営農用)を駆って北を目指そうと思います。
大まかな予定は、国道180号線を北へ。
以上!
木野山駅周辺 |
国道180号線を進むと、木野山駅が見えてきました。
ここは毎年ホーム周辺の桜並木が綺麗で、今年も見事な咲きっぷりです。
もう少しして、花びらが舞い散る様が見られるのもなかなか風流ですよ。
電車の車窓から見るのも良さそうですね。
千屋ダム堰堤 |
そういえば、昼前に出発したからご飯を食べてなかった。
コンビニで惣菜パンと缶コーヒーを買い、お昼ご飯にします。
ジェットヘルメットは被ったままでも飲み食いできて楽だね。
コケると顔面が危ないんだろうけど、フルフェイスは被ったままお店に入れないしなぁ(苦笑
あと、私の持っているオフ用フルフェイスは、側面からの風を受けやすいので、走行中に周囲を確認しづらいんだよね。
この辺になると、日陰が少し肌寒く感じるようになりました。
場所によっては、まだ残雪がある模様。
一旦、千屋ダムの駐車場に止まって、防寒インナーを着込むことにします。
それにしても、堰堤の下から見上げるダムは迫力あるなぁ。
明智峠、鳥取県側より大山を望む |
小雨に打たれながら「いぶきの里スキー場」を過ぎ、明智峠を越えると前方に大山が見えました。
そこから見える山頂には、まだ雪を頂いています。曇りがちですが、割と眺望は良好。
雨が気になるところですが、服の内部に水が染みてこない装備なので、多少の雨なら雨合羽なしでも大丈夫。
っていうか、雨合羽を持ってくるのを忘れました(汗
伯耆街道で大山寺へ |
県境の峠を越えたら雨も止み、気温も穏やかになったので快適なツーリングが出来そうです。
あまり考えなくても良さそうなので、一般的な経路を選択し、一路溝口へ。
この辺りの平野部は桜が満開で、雪の大山と満開の桜の組み合わせがとっても綺麗。ここらの人は、良い所に住んどるな~。
さてさて、溝口から伯耆街道を通って大山町へ上ります。
裾野は大して雪もなく、道も乾いているので快適に走行できます。
登りに差し掛かっても250ccのエンジンと約130kg程度の自重なので、これくらいの登坂は楽々。
高速道路を使わないんだったら、250ccクラスは快適だね~。
南光河原より北壁を望む |
この辺はさすがに気温が違います。
寒いです。
あぁ、防寒インナーもって来ててよかった~。
さて、大山寺付近まで来ましたが、スキー場の連絡道周辺はまだ車両の乗り入れは禁止っぽいので、この辺で引き返す事にします。
思いつきで昼ごろ出発したので、そろそろ岐路に向かわないと状況が悪くなりそうなんだよね。
でもその前に、アウトドア用品店のモンベルショップでお買い物。
ついでに携行缶の予備燃料(1リッター)を給油しておく。燃料タンクが7.6リッターと小さいから、携行缶で2リッターくらいは持っていた方がいいのかな?
店の駐車場脇の南光河原もまだ雪で埋もれていますが、周辺には登山客らしき人がいます。
死ぬなよー。
夏なら私も登るんですけど・・・冬はね~・・・。
以前、消防団の行方不明者捜索で、冬の山中を雪中行軍したときの苦労を考えると、何かあった際に人様にアレを強いるのは気が引けます。しかも大山なんて・・・。
枡水からの日本海の眺望 |
曇りがちだけど、弓ヶ浜や中海までの眺望が開けています。
先日までの好天の際に来れていれば、さぞかし良い景色だったろうに。
今はまだ寒いけど、もう少し暖かくなって初夏の大山環状道路とか、絶対に気持ちよさそうじゃない。
完全にシーズンOFFで開いている店は皆無だから、自動販売機の暖かい飲み物がありがたいね。
大山環状道路は通行止め |
やっぱり冬季封鎖のままですね。
あわよくば、このまま蒜山へ抜けて帰ろうと思ったんですが、蒜山大山スカイラインが除雪にかかったという話だったので、気が早かったようです。
場所によってはまだ雪崩の心配があったりするんでしょう。
残念だけど、もう少し暖かくなったら絶対来るよ。
奥大山から鏡ヶ成へ |
江府まで戻って内海峠を越え、蒜山へ抜けて帰ろう!
と思ったけど、鏡ヶ成から関金方面へ行けないかと考え、ちょっと奥大山方面のわき道(大山環状道路)に逸れてみました。
烏ヶ山が見えた頃になると、急激に気温が下がってきたのでしょう、霧が地面を這い出しました。
以前、仕事の4tトラック(空荷)で雪が残るこの道に来てしまい、ずいぶん難儀をした覚えがあります。
今日は道に雪もないし、取り回しの軽いバイクだし、何の問題も無いよね。
通行止め! |
蒜山大山スカイラインはおろか、関金へ抜けるルートも全然ダメでした!
あわよくば、関金温泉でひとっ風呂洒落込もうと思ったんですが。
鏡ヶ成スキー場で袋小路になってしまいました・・・。
仕方ない・・・引き返そう。
まぁ、サントリーの工場の方へ行けば内海峠へ行けるから大丈夫。
それよりも、空模様がだんだん怪しくなってきました・・・時雨れてきました。
蒜山の道の駅「風の家」 |
WR250R(営農用)にも大分慣れてきて、リアブレーキのフィーリングも掴めてきたんですけど、濡れた路面での横ズレは怖いです。
速度が大したこと無いのでコケはしませんが、まだテールスライドを扱えるほど達者じゃないので、ただ怖いだけです。
やっとこさ蒜山の道の駅まで帰ってきました。
濡れると冷えるので、一旦休憩です。
うはぁー!温かい缶コーヒーうめー!!!
蒜山やつか温泉「快湯館」 |
という事で温泉施設の「快湯館」にやってきました。こんな事もあろうかと、タオルは持参で来ています。
屋根付きの駐輪場があるので、バイクを置いておくのも気が楽です。
いざ、お風呂を使わせてもらおうと、レジカウンターへ行くと・・・
「経営元が変わりまして、オープン初日の本日は、入浴料無料でご利用いただけます。」
だそうです。
マジですか!?
通行止めで関金温泉へ行けなくても、結果的にコッチに来て良かった~!
空の大怪獣ラドン温泉で、運動の疲れに効果的!
室内の浴槽とサウナ、露天風呂まであって、湯上りには休憩室も使え、勿論お土産も買えます。
みなさん、蒜山上長田の「快湯館」へ!
入浴料代わりに宣伝です(笑
さぁ、体も温まったことだし、後はのんびり帰るとしよう。
今回は高速道路は使いません。250ccのオフ車だと正直辛かったし、ETC無しだから値引きとか無いしね。
急いではいないから一般道で帰れば良いや。
そうして岐路に着き、湯原付近に差し掛かかると、前方に幾度と無く閃光が。
ちょっとまてーい!雷か!?夕立ですか!?
最初サラサラと降っていた雨も行けば行くほど雨脚が強まり、あっという間に全身濡れ鼠になってしまいました。
幸いなのは、バイク用品の衣類なので、中まで浸水してこないこと。
メッシュグローブ以外は水気を感じません。
肌着までビショビショにならないのは安心感がありますね。
後ろのバッグも一応の防水機能はあるので、中身はさほど心配いらないはず。
しかし!時を同じくして燃料残量警告灯が赤い光を放ち始めました。
残量が2.1リッターを切ったようです。
私の運転でWR250R(営農用)は、燃費が大体1リッターあたり30kmくらいでした。
って事は、ざっと60kmくらいは走れると。
家までは帰れそうですが、赤い警告灯が点きっぱなしなのは精神衛生上よろしくありません。
県北はハイオクが170円台と高騰しているのですが、給油して帰ることにします。
あぁ、2リッターくらいで収まりの良い形状の、ガソリン携行缶って無いもんかなぁ。
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