2014年5月17日土曜日

裏山アタック!の巻

本日はお日柄もよく、新緑の隙間から心地よい日差しが望む絶好の・・・・裏山アタック日和です!

いやぁ、前々から行こうとは思っていたんですけど、時期が悪くてちょっと敬遠していたんですよ。
できればバギーで行ければいいんですが、50ccのバギーでは力不足で登坂能力は皆無に等しい。せっかく250ccのオフ車があるのに、チャレンジしないなんてもったいないオバケ。

裏山入口
別に遊びに行くわけじゃありません。
生水で生活している我が家の生活の源である、水源池を見に行くんですよ。

もちろん町水道は来てますが、水道水はカルキ臭いので滅多に使う事がありません。

まさにWR250R(営農用)の名に相応しい目的ではありませんか。

そんなわけで、本日、裏山デビュー!

下手に草を刈って鋭利な枝があるとパンクしそうですし、コケると確実に私が餌食になります。なので、にわかに生い茂る草木を分けての突入になります。

でも、どっちかっていうとWR250R(営農用)は高速で荒れ地を突っ走るタイプのバイクなので、ちょっとだけ方向性が違うのかもしれません。

とはいえ、こんな面白そうな事、うじうじ理屈をこねていたら、やってられません。
ってことで、GO~!

パタリ・・・
あぁ~ん。

早速こけました。

お蔭でヤブの中に頭を突っ込んじゃいましたよ。
フルフェイスのヘルメットをしていて良かった。
でもちょっと尻を打った。いてて・・・。

ウチの山道は最初が難しい。
急な傾斜と、滑る路面、生い茂る草木が一体となって行く手を阻みます。

ビビッて速度が落ちたら終わり。

低速トルクが細いので、坂道発進が結構苦しい。こりゃ、クラッチには悪いけど、回すしかないですね。
右に左に何度かこけながら挑戦して、やっと滑る坂道から脱出(?)できました。
坂道発進が下手なだけですけど。

写真で見るより傾斜が凄いんですよ
少しなだらかな所を進むと、折りかえすような形で急な上り坂に入ります。
スタンディングでズイズイ進んでいると、その上り坂のど真ん中に倒木です!
腐っているようですが、芯はまだあるでしょう。

上手い人は鼻で笑うような程度でしょうが、こちとら初挑戦。
覚悟を決めて行くしかないですね~。

フロント荷重が少ない状態での倒木越えです。
かなりの突き上げを覚悟していたのですが、何でしょう?フワッとしただけで乗り越えられました。

ド素人が荒れた登りの障害物越えに初挑戦してこんなに簡単に越えられるの!?
このサスペンション性能すげぇー!!!
バギーに装着した1本2,025円(税込)のサスペンションとはワケが違います。

尾根道に出ました
最初の倒木から段々と道の傾斜も緩やかになり、2本目の倒木も難なくクリア。

迫りくる枝葉に打たれながらもバイクの性能に助けられて、やっと尾根の平らな道まで来ました。

実際の距離は大した事ないんですけど、変化が多くて楽しいです。
しかも自宅の敷地内だから他人の迷惑にもならないしね。

そういえば、パタパタこけまくったんですが、地面が柔らかいのと、ガード類のおかげで今の所は損傷ゼロ。
特に、以前加工したハンドルガードのスペーサーの効果が素晴らしく、転倒後もアクセルに全く影響が出ない。あれは正解だった。

こういう時は、空冷で横の張り出しが少ないセローなんかは安心感が高いんでしょうね。
正直言って、もう少し気楽に来ることができるつもりだったんですが、慣れてない分なかなかハードです。

水源池入口
水源池の入口にやってきましたが、ココにも倒木が!

ふっふっふ・・・これくらいの太さの倒木なら、WR250R(営農用)の敵じゃない!

・・・って、いやいや。
こんな宙に浮いた倒木に突撃したら、私が直撃を食らいます。

仕方がないので、叩き折って通路を確保。
水源池の方の分かれ道へ入らずにそのまま先へ進めるのですが、それは後で行ってみましょう。
まずは、我が家の水源地の状態を確認です。

My水源池
目的地に到着!
バイクの奥が水源池なのに、水が見えないでしょ?
実は、夏の間、極端に暑い日が続くと、入った落ち葉が腐ったりして水が使えなくなるので、蓋をしてあるんですよ。
この辺にも猪が出て水を濁すので、これからチョイチョイ来て見ようと思います。
とりあえず問題なさそうなので、帰るように・・・しぃ・・・ま・・・。

・・・しくじりました。

当たり前ですが、バイクは駆動力を使ってバックが出来ません。
下り方向に突っ込んで停めたので、足場の悪い傾斜を引っ張り上げて後退しなければならなくなりました。
自重130kg程度と割と軽いバイクなのですが、場所が悪いと思ったように動いてくれません。

廃車が・・・
息を切らしながらも何とか抜け出し、水源池の入口から先に延びる山道を進んでみる事にします。
何処に出るかは知ってるんですけど、最近通っていないし、バイクでは初めてなので、喜び勇んで行ってみる事にします。

岩が洗い出された未舗装の山道をグネグネと進むと、昔の懐かしい景色が残っていて、もっと走っていたい気分になります。

しかし、このまま進むと、ご近所さんの庭に出てしまうので、適度なところで引き返さないといけません。残念。

ちなみに、日本中、すべての土地には持ち主がいるので、勝手に人の敷地内へ入って走り回って荒らしたらいけません。

こういった遊びは、ド田舎者の特権です。

かえろー
さてさて、帰り道ですが、思った以上にバイクの性能が良いので、私のような素人の言う事を素直に聞いてくれ、「正にオフロード!」という様な所でも転倒などせずに、ノンストップで乗り越えられました。

多少、慣れたという事もあるのでしょうが、機械性能によるところは大きいですね。
サスペンションのセッティングも今ので良さそうだし。
WR250R(営農用)いいわ~。

こいつの純正タイヤは、大きなブロックパターンのオフロード用っぽいタイヤですが、オフだけの時には少々力不足のようで、廃泥性の悪さが気になります。土が詰まると途端にトラクションが無くなりますからね。
適正は舗装路からフラットダートくらいまででしょうかね?
ごっついブロックパターンは格好いいですが、舗装路だと食いは悪くない反面ロードノイズが大きいし、路面の柔らかい山道だと少々トラクション不足。
思ったよりも摩耗が早いので、次のタイヤはどうしようか迷いますね~。


何とか自宅の庭まで降りてきたら、枯れ木の太い枝がスイングアームに引っ掛って付いてきました。

そんな土産は要らん!

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