純正のイージーベースによる取り付けは、まことに簡単で良いのですが、本来の取り付け方法以外だと、さほど融通の利くものではありません。
丁度、取り付けに使うプラスチックのバックルが、私の使っているモンベルのウエストバッグの物と同じだったので、これに自作ストラップを組み合わせて、WR250R(営農用)に合ったケースの取り付け方法を探ろうと思います。
思いましたが・・・部品の世代交代で同じバックルが店頭に並んでいませんでした・・・。
モンベルショップの店員さんに聞いてみると「商品の修理用に保管してあるものが取り寄せ可能だと思います」との事で、同じものを取り寄せてもらいました。
ありがとー!!!
サイドケース |
これは純正のイージーベースを使っても良いのですが、両サイド用なので不要なストラップが付いていて邪魔になってしまいます。
もう少し融通が利くようにするために、ストラップを独立式にしてリアキャリアの任意の位置に固定できるようにします。
純正では1本での固定ですが、自作では2本での固定。手間が増えた感もありますが、ツーリング中に取り外す事は皆無なのでいいでしょう。
サイドケース上部の固定はこれでOK。
ちょっと、方向指示器が邪魔になりますね。
下部の固定はタンデムステップと、リヤフェンダーに付属ストラップで固定。
ストラップにはアクセサリー用のカラビナを付けて、クイックリリースを可能に。
サイドは巻き込み防止措置は必要ないようで、なかなか良い感じです。
トップケース |
と言っても、オフロードバイクは、マフラーがフェンダーまで跳ね上がっているため、そのままケースを付けると焼けてしまうことは明白なので、右サイドに取り付けできません。
そんな訳でキャリアの上に乗っけることにしたんですが、向きを変えないと着座位置に影響するので、横向きにしてシートへの張り出しを交わすことにしました。
上部にあたる取っ手側は、自作ストラップでキャリアとリヤフェンダーを巻き込んで締め上げれば固定完了。
下部は同じく付属ストラップでタンデムステップに固定。
思ったよりしっかり固定できて40リッターの容量が確保できました。
また今度、積載量一杯にして走行テストをしてみます。横ズレとか、バランスの感じとか。コレ重要。
ツアラーっぽい! |
ちなみに、ジッパーでポリカーボネート製のシェルが全開する構造で、開度調整ストラップも付いており、物の出し入れは快適です。
余ったDリングなどを使えば、ちょっとした長物の荷物を括り付けられそうですね。
ケース無し状態に比べて、幅が広く、背が高くなってしまったので、乗る時には気を付けないとケースに蹴りを食らわしてしまいそうです。
私は足が長いので、その心配ないですけどね。・・・すみません。嘘つきました。
あと・・・コケたくないなぁ・・・。
ケースの固定はしっかりとしていますが、一時的な取り外しはバックルを外せばパッと外れて持ち歩きが可能です。
しかし、その分、出先での防犯についても考慮しないといけません。
ジッパーロック |
無論、貴重品は身に着けておくので、まぁ、開けてビックリ玉手箱だとは思いますが、強盗で「3千円を奪って逃走」なんて安い人生の人も居るようなので、治安の良い日本なら・・・と安心しきっていては、無用な犯罪者を生む事にもなってしまいます。
って事で、これ見よがしなワイヤーロックでも使うかな?
鍵式の南京錠は、鍵を出すのが面倒だし無くすと大変。ということで、ダイヤルロックにしました。
今回、使ったバックル、ストラップ、南京錠、カラビナなどの部品はモンベルショップさんの全面協力(うそ)で全部揃いましたよ。
何となくモンベル仕様のツーリングケースになりました。
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