いっちょ行ってみますか。暇だからな!
外に出たらもう始まりかけているじゃないですか!?
やばいやばい。
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18:11頃 |
Nikon D300s と Nikon 70-200mmF2.8GII です。
あとはインターバルタイマー付の電子レリーズ。
念のために縦グリップも付けてバッテリーを増設しておきます。
以前は、日の丸配置で撮っていたため、イマイチ月食のイメージが分かりにくい写真になってしまったため、今回は数分おきの月食の移ろいを収めることにしました。
露出固定でインターバルタイマーを使うだけなんだけどね。
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18:15~18:43 頃 1分毎 |
テストがてら、欠け始めから半分くらい欠けるまでを一枚に収めてみました。
本当は欠けた部分も地球照によって、うっすら見えるんだけど、カメラの性質上輝度の差が激しいと、露出をどっちかに振るしか無いんだよね。
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20:06~20:57頃 3分毎 1/1.3秒~1/8秒の調節 |
月が昇って行く軌跡を追っているので、下の画像が月食の始まり。
んで、こっちの上側が月食の終わり方向ね。
3分毎にインターバルでシャッターを切っています。
露出の具合を考えながら、シャッター速度を微調整して、月食の移ろいが見やすいように撮ってみました。
18時頃から21時を超える長い天体ショーです。
こんな季節ですから、防寒着で来ていて良かったです。
一昨日程ではないですが、地味に体が冷えてきます。
昼夜の温度差が激しいこの季節、冷え込む夜に写真を撮る場合、困ったことが起こります。
結露です。
衣類は体温のお蔭で露が降りたりしませんが、冷えた機材は大気中の水分をまとってビショビショになってしまします。
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19:10~20:03頃 3分毎 1/5秒~1/1.3秒の調節 |
レンズ正面が結露して、像がボヤけてしまう原因になってしまします。
カメラとレンズを人間の体温程度まで温めてやれば結露もしにくいのですが、あいにくそういったヒーターは持っていません。
USBのマグカップ保温器にUSBバッテリーを繋げば簡易的なレンズ保温機になるらしいのですが、勿論そんなものは手元にありません。
どうするよ!?
ってことで、極力大気にレンズを曝露させる時間を短くするため、3分のタイマーに合せてレンズの前玉にタオルを掛けたり取ったりすることにしました。
面倒くさい! けど、効果抜群! でも、面倒くさい!
面倒くさがりながらも、時折見える流れ星や飛び交う飛行機が、上手いこと画面に入ればいいな~とか考えてましたが、残念ながらそういった偶然には巡り会えませんでした。
いろんな軌道の要素が関係してるんでしょう、月の下から食が始まり、左から満ちてきましたね。
視点固定で連続写真にした方が、圧倒的に動的で面白いです。
欲を言えば何か他の対象物を盛り込めたら良かったんですが、ド田舎の観測条件からして月並みの明るさを持った対象物はありません。
こういう時は晴れたビル群なんかと一緒に撮ると、一枚の価値が上がりますね。
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201:35頃 |
星と月の明るさの差がありすぎるので、露出時間の兼ね合いとか考えると、かなり厳しそうな条件ではありましょうが、チャレンジしてみるのも面白そうです。
できればもっと直上に近い位置で食が起これば撮りやすいな。
ではでは、同じ様な写真がいっぱいアップされてるんだろうなぁ~とか思いながら、寝るとします。
おしまい。
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