2014年10月1日水曜日

WR250R(営農用)ツチノコを狩る!の巻

今日は、かの有名な未確認生物「つちのこ」を狩りに行きます。

現場到着!
現場は岡山県赤磐市。

湯郷温泉の南に位置するところにある「つちのこ発見場所」へ赴きます。

彼岸花が咲く道を快走。
天気や気温もなかなか快適な塩梅で、気楽な格好で走れる季節です。、
そこかしこから感じられる秋の空気が心地よいですが、山々はまだ紅葉はしていないですね。

吉井川沿いの国道374号線から、看板をたどって国道265号線を進むと・・・ありました。

この先が「つちのこ発見場所」だそうです。



手配書!
現場に立てられている手配書によれば、

「右の者、地主に許しなく、この地に住みつき、時折出没しては村人を驚かせる、くせ者につきすみやかに生け捕りを要す。」

との事。

賞金は2013万円。

何でそんな半端な金額なんでしょうか?
西暦で決めてるの?

そしてその特徴は・・・

・体長
  30cm~80cm位

大きな奴で80cmって、でっけぇなぁオイ。

・体色
  黒褐色、焦げ茶色、黒、灰色(腹部黄色、背部に斑点あり)

一般的な蛇の色を参考にすればいいようですね。

・体型
  ビール瓶くらいの胴から、三角形の頭がちょこんと出ている。

三角形の頭って事は、やっぱり毒があるんだよね。
太さはニシキヘビくらいあるようです。

ベースキャンプ
・特徴
  いびきをかく。
  まばたきをする。
  垂直に立つ。
  転がる。
  蛇行しないで真っ直ぐ前後に動く。
  ジャンプする。(2m位との説有り)
  春から秋(4~11月)に出没する。

さすが未確認生物。色々すごいです。
何じゃそりゃ!?的生物です。
何となくオッサン臭い特徴が混じっています。
果たして私は生きて帰れるのでしょうか?

・生息地
  北は秋田、岩手から南は、九州の鹿児島まで全国各地で目撃されている。

・呼び名
  五八寸、とっくり蛇、テンコロ、とび蛇など50種類ほどある。

未確認生物なのに、めっちゃポピュラーじゃん。全国区じゃん。

発見・遭遇場所
とまぁ、詳しい情報を仕入れたところで、捜索のベースキャンプとなる薬師堂に来てみました。

現地の案内図もあり、この近辺だけで3か所もの目撃情報があるようです。
発見後、捕獲もされたようで、つちのこの墓もあり、お社に祀られています。

え?遺伝子検査?何を言ってるんですか。
そんな無粋な事をしてはいけませんよ。

この先は、田んぼの周りを巡る農道になっています。丸腰での捜索は、万が一の時に身の危険がありそうなので、バイクのままで失礼して捜索に行ってきたいと思います。

一周650mだそうです。

遭遇場所
地図では「遭遇場所x2」となっている場所。
こういう場所に潜んでいるらしい。
勝手に人様の土地に分け入るのも気が引けるので、農道から細心の注意を払い観察を続けるが、目標は一向に現れる気配が無い。

柵で行き止まり
以前の発見現場にだけ居るという訳でもなさそうなので、外周を散策しながらの調査に移る事にした。

苔生した山寄せの道を猪が掘り返しており、人間があまり来ていない場所に差し掛かった。
如何にも何か潜んでいそうな雰囲気だ。

そろそろ外周を回り終えようとした時、それは起こった!!!

なんと!猪除けのフェンスで道の出口が塞がれているではないか!
これではこれ以上、進むことができない!!

ゼルダの伝説だったら、さっきの薬師堂でお賽銭を入れていたら柵が「ゴゴゴゴ・・・・」って開くんだろうけど、ここはただの田んぼの農道なので、そんなギミックは無い。
引き返すより他は無いようだ。

無事にベースキャンプに戻り、つちのこのお社に改めてお賽銭を入れた。
こういう場所があるのは面白いね。そのうち見つかるといいな。

さて、帰るとしよう。

茶臼山城
帰路に向かう途中、「城山公園」の看板が見えたので一服がてら寄ってみる事にしました。

知らずに来たのですが、来る途中に古い墓所が多々あるので、ただの公園にしてはえらく物々しいと思っいたところ、ここって岡山城主の池田家の出所じゃがな。

そうか~。
思わぬ所で歴史のお勉強をすることになりました。
それにしても、山城って本当にアクセスが不便だね。
当たり前だけど。

天守より北側を望む
天守にお邪魔して三階の最上階から北を望めば、何と蒜山三座と大山が見えるじゃないですか!
画像では薄くて見えませんけど、天気が良くて何か得した気分。
この時期になると日が陰った途端、急激に気温が下がるので、寄り道せずに帰ることにします。

今回の捜索では残念ながら「つちのこ」発見には至らなかったが、奴は必ず居ると確信した。

私の心の中に!

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