元々はウレタンゴムのシフトノブが付いていたんですが、写真でもわかるように商用車ですか!?って感じの物が付いていました。
「MTグレードなんてこれで十分」と言われているようで、メーカーのMTに対する冷遇具合がよくわかります。
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修正前の画像は無いんだ・・・ |
値は張りますが、価格性能比はかなり良い。
そんなわけで、気に入って長らく使い続けていたところ、革がすり減って部分的に下地が見えるような状態になってしましました。
先ほども書いたように、買い替えるとなると値が張りますし、何となく分解できそうな気もするので、修正できるようなら自分で革の部分を張り替えてみようと思います。
ちなみに、修正可能かどうかわからなかったし、作業に夢中になっちゃって、途中の画像は無いんだ。
・分解
外観から分かるように、革の部分とアルミの部分は分離できます。
上のエンブレム部は、バルカン風の周囲の穴にラジオペンチを挿して無理矢理回せば、コーキング剤がもげて取れます。
本体上下は、革貼り部とアルミ部の間を「バールのようなもの」で無理矢理こじ開ければ、固定しているパテがもげて取れます。
・革の入手
ネットで革の端切れを購入しました。
厚みやシボのパターンが違う物が色々入っていて、500gで500円。
・革の貼り付け
シフトノブの革貼り部は樹脂製の殻に革を貼り付けていました。
元はベルト状の革をぐるっと巻いていたのですが、それでは継ぎ目が修正できそうにないので、お椀型の殻を肉まんのように包み込んで貼る事にします。
殻にボンドを付け、エンブレムの方から革を被せ、引っ張って伸ばしながら接着していきます。
多少、シワが寄りますが、槌で叩けば馴染むので修正しつつ形を整えます。
接着が出来たら、要らない部分を切り落とし、裏に巻くい込みます。
・エンブレム部の固定
エンブレム部取り付け部分の革を、巻くい込める程度の余裕を持って丸く切り取ります。
エンブレム部中央のプレートを取ると、中にテーパーの穴が開いているので、殻に適当な穴を空けて2mm程度のワッシャーを噛ませ、高さを調節しながら皿ネジで革貼り部と固定します。
・革貼り部とアルミ部の固定
元々パテで固定していたので、パテを剥がさなければ接着剤を塗付するだけで固定できます。
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できたー! |
オリジナルはパンチングレザーでスポーティーな雰囲気でしたが、入手した革の端切れにはそういう物が無かったので、いかにも牛革っぽいシボのものを選択しました。
ただし、オリジナルの薄い革とは違い、厚みのあるしっかりとした革を貼りつけたので、以前より上質な感じになりました。
その厚みの分、段差が付きましたが、手の掛りが程よくなってコレはコレでいい!
適度に傷の入ったアルミ部と革の組み合わせが、なかなか良い雰囲気になっています。
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車に装着! |
さて、シフトノブをMOMO改に戻してみました。
やはりこちらの方がしっくりきますね。革の具合も思った以上に良い感じ。
そして、ワッシャー2枚と皿ネジ+ナットの分だけ重量UP。
ATでは決して味わえないシフトフィーリングの微妙な変化!
これだけでもワクワクするね!
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