2015年3月2日月曜日

アイスワイン危機!?

私は下戸で、お酒は本当に嗜む程度なんですが、唯一白ワインだけは相性が良いようです。
量を呑むわけではないので、少しを味わうだけの時にぴったりの白ワインがあります。

残り在庫
ドイツのアイスワインです。

氷結して水分が飛ぶことで濃縮された完熟ブドウを使った激甘の・・・デザートワインっていうのかな?
シロップと言うか、蜂蜜で作ったくらい甘いです。

カビで水分を飛ばした貴腐ワインというのもありますが、これはカビならではのクセが少々あるので、好みが分かれるかもしれません。

当然、価格の安いものの話ですよ。

近所に売ってたラインヘッセンのアイスワインが口に合ったので、気が付くたびに購入していたのですが、近ごろサッパリ見当たりません。

聞く所に依れば、温暖化で自然氷結の状態がよろしくなく、アイスワインのグレードにまで至るワインが出来にくくなったそうな。

ドイツのワインは甘めの物が多く、糖度別の分類では
・カビネット
・シュペトレーゼ
・アウスレーゼ
・ベーレン アウスレーゼ
・トロッケン ベーレン アウスレーゼ(貴腐)
・アイスワイン(氷結)

と、分けられているようで、トロッケン ベーレン アウスレーゼ、アイスワインあたりが最高糖度のワインって事になるのかな?



蔵を見ると残りはラインヘッセン アイスワイン(自然凍結)、オーストリアのトロッケン ベーレン アウスレーゼ(貴腐)の3本のみになってしまいました。

冷蔵庫には飲みかけの国産の人口凍結アイスワインがありますが・・・あれ、不味いんだよ。
ブドウの種類が悪いのかなんなのか、ケミカルな風味がなんかね・・・。

ってことで「通販サイトでも見れば結構在庫があるんじゃない?」と思いきや、今まで買ってた価格帯の商品は全てアウスレーゼ。

アイスワインは1.5倍の価格帯。

やばい!
本当に流通していない!
最近、対ドル・ユーロ共に円安気味だし。

これは、酒屋で見かけたら確保しておかないといけない感じだね。

ドイツはもちろん、ユーロ東方面のワイン生産者の方々には頑張ってほしいのですが、これは自然の要素が大きい問題だから・・・。

人工凍結によるアイスワイン生産をお願いしたい所ではあるんですが、職人気質の強い人が多そうなイメージがあるので、そういうのは抵抗があるでしょうかね?

何にしても、地球温暖化許すまじ!

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