2015年5月18日月曜日

本当にあった怖い話 ~ 鯛のお造り ~

刺身。それは日本料理の代表格。

食材本来の味を楽しむには、これ以上ない調理法であるが、それが故に食材本来の味を活かし引き出すには、それ相応の知識と技能を要するのである。

その昔、海外では衛生面からなのだろう「生魚を食べるなんて野蛮」というのが共通認識だったにもかかわらず、昔から生魚を衛生的で安全に食する事が出来た日本の食文化は、とても素晴らしいものと言えよう。

世界ではまだ一般的でない「生卵」が、日本では問題なく食べられるというのも素晴らしい事だ。


それはさておき、今日は鯛の良いのが入ったので、お造りにして頂こうと思います。

1パック258円
スーパーマーケットで1パックに3匹入って258円でした。
昔は1匹がもっと大きかったんですけどね~。



捌いていくよ~!
頭を落とし・・・
はい!出来上がり!
小振りの鯛だったので、3匹ほど捌きます。

盛り付けて完成!
丁度、備前焼の方皿があったので刺身はそれに盛り付け、同じく備前焼の杯に醤油を注ぐ事にします。

3匹分もあれば、なかなかの量になり、食べ応えがありそうです。

わさびを乗せて頂きます。
早速、頂きま~す!

うん!甘い!
よくTVのグルメリポートで「あまぁーい!」という感想が聞かれますが、なるほど、確かに甘いです。
新鮮な魚は甘さが感じられるんですね。

薬味のほんのりした甘みと、フワッとした香りが楽しめます。

二口目も強烈に甘い。
これは凄い。

一休み

・・・・ぐふぅ。

何だろう?

私は、天下御免の甘党と自負していたのですが、思った以上に甘くて食が進みません。

これは未調理のまま、ワイルドに頭から丸かじりした方がいいような気がする。
それに、渋くて熱いお茶が無性に欲しくなってきた。
不思議だ・・・

日本料理は、まだまだ奥が深いようである。

2 件のコメント:

  1. sirokutenagainekoさんが豪勢でいいね!と言っています。

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    1. 料理するならノリが大事だね。
      一気にやりきらないと・・・(私はいったい何をやってんだ・・・)という悲惨な結末に。

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