2015年10月3日土曜日

HDRと露出で遊ぶ「地球は青かった」ごっこ

夕焼けを撮りに来ました。

少しガスっているので、シャキッとした夕景にはなりそうにありません。

普通に撮る
写真を普通に撮ると、露出が明暗のどちらかに引っ張られて、白飛び黒潰れが発生します。
人間は、目で見た景色を脳内で合成して全体の露出を補正しているので、普通に写真を撮ると見た目より明暗の感じが違って見えます。

以前は露出ブラケティングで撮影して、PCで複数の明るさの絵を合成していたんですが、最近のカメラにはHDR(ハイダイナミックレンジ)撮影機能があります。

3DCGなんかでは、背景に使ってリアルな光源や映り込みに利用したりしますね。

NikonのカメラにはアクティブD-ライティングという、露出差を低減して白飛び黒潰れを緩和する機能がありますが、効果自体はブラケティング合成してくれるHDRの方が強力です。



HDR使用
早速使ってみると、なんともまぁ・・・・かなり見た目に近い雰囲気が再現できました。

上の写真よりも極端な明暗差が無くなったことが分かります。

HDR登場当初は「邪道だ」とか言われた機能ではありますが、私は基本的に「私が再現したい絵が欲しい」ので、それに使える機能は大歓迎です。

っていうか、もっと絞れよ(笑

魚眼で!
ここでレンズを替えてトキナーの変態魚眼ズームレンズを使います。
純正レンズではないので露出がバカになりますが、露出補正をかけて使えば問題なし。
うわぁ~お!色乗りがイイネ~!

しかし・・・夕暮れの間、同じような絵を撮っていても面白くありません。

地球は青かった・・・
というわけで私は今、宇宙に来ています。
宇宙服は持っていないので、息を止めて頑張っています。
真っ暗な空間に対して美しい水の星。

い・・・息が・・・
 ふう~。
寒いし息が続かないので戻って来ました。

いやぁ~、魚眼レンズって楽し過ぎ。


残念ながら今日は、あまり豪快な夕景になりませんでした。
これ以上は望めそうにないので、もう一回通常とHDRの作例を撮って帰ることにします。

プログラムオート

HDR
HDRの効果を効かせ過ぎるとコントラストの差が無くなって、のっぺりした立体感の無い絵になってしまします。
それはそれで面白いのですが、手軽にキーの整った絵が撮れるというのは便利ですね。

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