プランは全てお任せで、私はのほ~ほんと付いて行くだけです。
目的地は、兵庫県の日本海側「余部鉄橋」だそうです。
距離があるため、高速道路を優先的に使う必要がありそう。
燃料タンク容量も心配ですが、こんな事もあろうかと1リッター携行缶を2本体制にしてあるのだ!
これによりタンク容量が9.6Lとなり、計算上290km近い航続距離を獲得しています。
早速、落ち合って出発!と、行きたいところですが、今日は思ったより肌寒い。
その場に居るだけなら、日差しが暖かくて良い気候なのですが、気温自体はさほど高くないようで、バイクを駆って風を切ると段々と体力を奪われそうな感じです。防寒対策を済ませ、いざ出発!
黒尾峠付近 |
手っ取り早く中国自動車道へ乗り、津山市まで向かいます。
風が無いのと日差しがあるのとで、以前、米子道を帰った時の様な辛さはありません。
津山I.C.で降り、奈義を通って智頭へ向かいます。
先の震災の事もあるので、西日本がもしもの際にはよろしくお願いしますね!
順調に県境を越え、鳥取県にやってきました。
時間も頃合なので、黒尾峠のドライブインでコーヒーブレイク。う~ん!朝から和むわぁ~。
今日は朝からガスが多くて、残念ながら眺望はイマイチの様子。
もしかして、某国から飛来している大気汚染物質かなぁ(汗
鳥取砂丘近辺 |
さて!一服終了!
このまま北上して日本海まで出ます。
峠を越えて山陰側に来ると、山陽側より気温が低めのようです。
防寒対策をしてきてよかった・・・。
やってきました!鳥取砂丘!・・・写真の場所はアレだけど、この向こうは一面、砂の丘陵地帯なんですよ。
砂漠みたいに見えますが、海外の砂漠に比べたら可愛いものでしょうね。
悪の秘密結社 「こんな砂丘ごとき、我々が緑化し、豊かな緑の大地にしてくれるわ!」
正義のヒーロー 「許さないぞ!荒れ果てた荒野はオレ達が守る!」
そんな妄想をしつつ、休憩がてら写真を撮影。
今回は通り道なので立ち寄りませんが、真夏に来ればラクダも音を上げる灼熱地獄。
白兎海岸と併せて、また今度来るとしましょう。
但馬漁火ライン方面 |
お次は、但馬漁火ラインを通って目的地を目指します。
曲がりくねった山道に日本海を見渡せる高台が点在し、目を飽きさせません。
もちろん、バイクなので走るのも楽しい!
これが週末だったら、ツーリングの団体さんが凄いんじゃないのかなぁ?
途中、ちょいと写真でも!と、広場で停車し下車しようとして、いきなり立ちゴケ(涙
サイドスタンドがちゃんと出てなかった・・・。
でも大丈夫。ハンドルのガード類のおかげで、損傷無し!土の上だしね。
しかし、困りました。
「スネーク。物資は現地調達だ。」
というノリだったのですが、道すがら一般的なコンビニエンスストアや、スーパーマーケットが全然見当たりません。
都合良く、個人商店があったので、そこで水と非常食を購入。
もう、このまま目的地まで行っちゃう事にします。
静かな入り江に響くディーゼル機関車の音。
やってきました!余部鉄橋!・・・あれ?鉄橋がコンクリートの橋梁になってる。
昔、来たときは鉄橋だったのに、随分変わったなぁ。
強風で列車が転落するという、大事故で有名になってしまったという過去もありますが、今は安全対策が万全になった新しい橋梁で無事に運行されています。
麓には道の駅があるので、ここでお昼ご飯にします。
海鮮カレーというのがあるので、何となく海鮮カレーうどんを頼むことにします。
私の読み通り、カレーうどんは出来るのが早い!
海鮮出汁のカレーにカキフライ、うどんの麺は・・・多分「冷凍讃岐うどん」だろう。
でも美味いよ。辛味も程よく、分量も満足。その上、凄く熱いし。
鉄橋の列車より顔出し |
突然ですが、私、出先で顔出し看板を撮るのが好きなんです。
各地の特色に合った顔出し看板はユーモラスで、見ると笑っちゃうものばかり。
そんな看板を行った先で撮り貯めようと、頑張らずに頑張っています(?)。
とは言っても、私は顔を出しませんよ。
だって、恥ずかしいじゃん。
それはさておき、ココにも看板がありました。とりあえずパチリ。
おや?何か、裏にも顔出し看板があるようで、リバーシブル顔出し看板の様です。
どれどれ・・・。
こ・・・これは・・・(汗 |
うぉ・・・。
萌えキャラのヤツだ。
著作者が書いてあって、本職の漫画家さんの手によるものらしい。
この顔を出す羞恥の極限さは秀逸だ。ある意味素晴らしい!
もちろん、私は顔を出しません。
百歩譲って、さっきの看板ならまだしも、コレはムリ。絶対ムリ。むり無理ムリ。
萌えキャラのヤツだ。
著作者が書いてあって、本職の漫画家さんの手によるものらしい。
この顔を出す羞恥の極限さは秀逸だ。ある意味素晴らしい!
もちろん、私は顔を出しません。
百歩譲って、さっきの看板ならまだしも、コレはムリ。絶対ムリ。むり無理ムリ。
この脅威の看板の傍らに、余部鉄橋の資料館があり、今は撤去された鉄橋の鉄を使って、お土産が作られていました。
館内では、ビデオで先の事故について詳しく説明されていて、現場の間近でそれを聞くと事故の凄まじさがわかります。
この高さから列車が落下って・・・。
それでは、いよいよ、鉄橋に行ってみましょう。
当時の橋脚が公園のオブジェとして残されています。
普段、大きな橋脚の直下あたりはフェンスで覆われて立ち入り出来ない事がほとんどですが、こうして間近で見ると、建設工程に興味が出るほど巨大です。今なら建設機械も色々あるから、自由度の高い工事ができるんだろうけど、当時、コレを造るというのは凄い労力だったでしょう。
展望台 |
昔の橋梁部分は展望台になっていて、先っちょまで歩いて行けるようです。
展望台に並んで駅があるようですが・・・。
ハァハァ。これ本当に実用の駅なんですか?
メチャクチャ登らないと、線路までたどり着けないんですけど。
ココの駅の利用者は、この斜面を上り下りしてるの!?年とったらムリだよこの坂は。
冬の吹雪の時なんかはダメでしょう。
いやいや、多分、何か手段があるんだよ。
秘密のエレベーターとか。あぁ・・・秘密にしたら使えないけど・・・。
空の駅 |
天辺まで来ると、「余部鉄橋 空の駅」という、当時の鉄橋部分を利用した展望スペースがありました。
安全柵越しですが、周囲の景色が一望できます。
行き来する列車も、間近で見ることが出来ますね。
先の方は、中央がコンクリートで、透明なアクリルガラス(?)の窓から真下を覗けたり、側面に敷かれたグレーチングを歩きながら真下を覗くことが出来ます。
グレーチングの上に立っているので安全なんでしょうけど、嫌~な感じがジワジワ来ます。
2階の屋根とは大違いです。
グレーチングの隙間から真下を・・・ |
ただ写真を撮っても臨場感が無いので、少々加工してみました。
耐性の無い人は、変な気持ちになる事うけあいの景色です(苦笑
あ~、変な汗をかいた。
下の公園に下りると、VTR氏が「お湯を沸かしてコーヒーを入れよう!」との事で、一服する事ににます。
「友人(以下、VTR氏)」と伏線を張っておきながら、呼称が出るのがこんな後半・・・。
スマヌ。
出先で湯を沸かして、挽き豆のコーヒーを頂くなんて何か贅沢だよね~。
私も、寒い時に星夜写真を撮りながら、熱いカップラーメンとか食べるのはやりますが、こんな優雅な事は全然しません。
缶コーヒーを持ってきて飲んで帰るより楽しいね。
梨+バニラのソフトクリーム |
そろそろ、帰路の時間やら何やら考えないといけない時間です。時間が余れば温泉にでも寄れたらいいと思っていましたが、どうも微妙な感じ。
WR250R(営農用)のタンクの残りは2L程度、予備の携行缶から給油して4Lくらい。
帰りに何処か(約120km以内)で給油すれば問題なく帰れるね。
来るときに使った但馬漁火ラインを通って、帰路に着きます。帰りは帰りで楽しい道ですね~。
そのままズンズン距離を進め、鳥取市の給油所へ。
給油量を見ると、携行缶が無かったら、この給油所に来るより前に給油しないと危ないところでした。
ここより、鳥取道に乗って津山方面に帰ります。
途中「道の駅 清流茶屋かわはら」で休憩。
この道の駅は、鳥取道のサービスエリアと共用になっており、とても合理的な設計で好感が持てます。
ソフトクリームを買ってみましたが、男の手で持ってると美味しそうに見えませんね・・・。
ひたすらバイクを駆っていたせいか、次第に尻が痛くなってきました。高速道路はそうでもないですが、一般道のデコボコがサスを突き上げ、尻にダメージを蓄積していく・・・。
もう少し、サスを柔らかくしてもいいかもしれません。
日本原のコンビニで一服すると、やっと帰ってきた実感が沸いて来ます。
家まであと一息。夕暮れ迫る中国自動車道を使って、帰宅の徒に付く2台でありました。
沢山走りました |
本日の走行距離、381km。
課題:ゲル座布団欲しいなぁ・・・。
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