舗装の上に砕石が散乱していて、まるでベアリングの上を走っているようです。
こりゃ怖い!
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ハンドガードHit! |
って事で、引き返すべくブレーキを握ったらフロントが横滑りして左にコケました(涙
速度はほぼゼロだったので、ほとんど立ちごけですが、ハンドガードがガリガリになってしまいました。
でもこれが無かったら、クラッチレバーがダメージを食らいそうな状況。
ハンドガードの効果は素晴らしい~!
幸い、オフ車の特性からボディへのダメージは無し。勿論人間も無事です。
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ハンドルバーを外す |
しかし、いざ帰ろうと乗ってみると左のハンドルに凄い違和感があります。
左右のバランスがすんごい気持ち悪い。
これはハンドルバーが曲がったな!?
気持ち悪さを我慢して帰宅し、一夜明けた本日ハンドルバーの修正をしようと思います。
社外品のアルミバーにすればいいじゃん。とか言われそうですが、まだしばらくオリジナルパーツを使い続けたいので、今回は直して使う事にします。
まずはハンドルバーに取り付けてある物を全て外します。
ほとんどの物はネジを外せば取れるのですが、左のグリップは接着してあるのでなかなか取れません。
グリップの隙間に潤滑スプレーを吹き付けて無理矢理引っこ抜きました。
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焼いて曲げるよ! |
外したハンドルバーを平らな場所に置いて、どれくらい曲がっているか確かめてみたところ、グリップの端が手前に5mm程曲がっている事が分かりました。
え!?そんなもん???
5mmってこたぁねぇだろう。
もっと大きなダメージを受けたと思っていたんだけど・・・まぁいいや。
5mmってこたぁねぇだろう。
もっと大きなダメージを受けたと思っていたんだけど・・・まぁいいや。
さて、曲げ戻す作業に入りますが、ただ力を加えて曲げると金属疲労が起きる可能性があります。
この先、またコケるでしょうから、なるべく強度を落とさない方法で曲げなければいけません。
って事で、焼いて曲げ戻します。
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こんなもんかな? |
家にはガス溶接のバーナーもあるのですが、セッティングが面倒なのでそこら辺に転がっていたトーチで炙ることにします。
炙っていると塗装が焼け落ち、地金が見えて赤く焼けてきました。
バーの先端を5mmだけ戻す角度なので、ちょっと曲げるだけ。
しかし・・・かなり力を込めて曲げようとしますが、思ったより固い!さすが!中華バギーの部品とは格が違うな!
数回調整をした所、バー先端の誤差1mm程度まで追い込みました。
華奢な見た目に反してかなりの剛性があるので、もう私の技量ではこれ以上の微調整は限界です。
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カラースプレーみっけ! |
当たり前ですが、焼いたお蔭で塗装がボロボロになってしまいました。
それ以外にも小傷があったので、それの修正も含めて塗装をします。
塗料が無ければ買に行かないといけないのですが、倉庫をゴソゴソ探してみたら手頃な物があったので使っちゃいます。
なになに?
コベルコ建機(株)
純正カラー標準色・ダークガンメタリック
重機のタッチアップスプレーじゃん。
まぁいいや、ラッカーだし、ガンメタらしいしコレ使おう!
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こんな感じ |
紙やすりで小傷や塗装の段差を均し、下地処理を済ませたら塗装です。メタルプライマーは・・・無しでいいか。
元の色がシルバーだからガンメタリックでもそんなに違和感はないよね。
さっさとスプレーして塗装はできましたが、塗料が乾くまでかなり時間があります。
私は塗装の乾く時間とというのが待ちきれない性分で、今までに幾度も塗装面に指紋を残すという失敗をしています。
今回もやってしまいましたが、性分だから仕方ない。
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悲しそうな見た目に・・・ |
このままでは更なる指紋の痕跡を残してしまいそうなので、田んぼの草刈りをしてきます。
ふと見ると、ハンドルパーツの垂れ下がったWR250R(営農用)の姿が目に入りました。
ハンドガードが垂れた耳みたいになってて、何だか犬が「クゥ~ン」と鳴いているような見た目になって、意外に可愛い。
よ~しよし、待て。
もうすぐハンドルを付けてやるからな。
塗装が乾くまで、私は一仕事してくるとしよう。
バギーに草刈りセットを搭載して行ってきま~す。
ウォークマン(営農用)で音楽を聴きながらの草刈りですが、4サイクルエンジンでも音がうるさいですね。
ヘッドホンをイヤーマフタイプにするかなぁ。
ちなみに私の草刈り機には、手を離すとアクセルが戻るクラッチ機構が付いているのですが、その同じ位置を握り続けないといけないので、使っている内に腱鞘炎になってしまいました。
なので、今回はクラッチレバーをバンドで固定して、手を離してもアクセルが戻らないようにして作業。
おぉ!これはいい!いろんな握り方ができるから腕が痛くないよ!
安全面から考案された機構なんだろうけど、体への負担が大きすぎるし、不便なので要らないや。
思った以上に草刈りがはかどり、意気揚々と帰宅。
ハンドルバーの塗装は乾いたかな?
見れば、結構良さ気な感じで乾いているようです。
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ハンドルバー装着~! |
塗膜については、1週間程度置けば、表面がきちんと硬化して強度が出るんでしょうけど、私は塗装が乾くのが待てない人間・・・なのでもう付けちゃいます!
せっかちなのは性分だから仕方ない。
取り付けは元に戻すだけだから、大して苦慮することは無いんですけど、やはり左のグリップの取り付けが難ですな。
バーに接着剤を付けて、パーツクリーナーでちょっと溶け気味にした所にグリップを挿入!
しかし、思ったより渋い!
ハーフワッフルパターンのグリップだから、位置調整しやすくするためにパーツクリーナーを添加したのに、全然動きやしねぇ!
っていうか、夕方なのでヤブ蚊が沢山群がってきて邪魔!
かゆい!目障り!あっちいけ!
何だかんだで無事にハンドルバーの再装着が完了しました。
シルバーがガンメタリックになったので、見た目には戦闘的な雰囲気ムンムンです。
最大の懸案であったハンドルバーの曲がり修正は功を奏したようで、左右バランスの違和感が無くなったような気がします。
全てOK!
これはもう試運転するしかないでしょ!
・・・・あぁ・・・草刈りで体力を奪われて・・・ダメみたい。
口惜しや・・・。
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