2015年4月22日水曜日

バギー改造記 / フロントハブベアリングの粉砕(前編)

リアの足回りを整備したので、ちょっとお出かけしようと家を出て、3kmほど走ったら・・・

左前輪がおかしい!

ご飯に小石が混じってて、気付かずに噛んじゃったような音がする!
今度は前輪のベアリングが逝ったのか!?

困りました・・・今回は家まで家庭用フォークリフトを取りに帰れるような距離じゃありません。
仕方ない・・・ゆっくり・・・慎重に・・・とにかく帰るしかありません。

南無三!

やれやれ・・・なんとか家までたどり着きました。

うわぁ・・・・
帰って早速、左前輪の様子を見てみましたが、かなり痛ましい事になっていました。

撤収中ず~っとタイヤがグラグラしていたので、恐る恐るオイルシールを取ると、ベアリングの球はえぐり出ており、その球も欠けて削れて無くなって、歪な形のものばかり。

ベアリングのインナーカラーを抑えるカラーも傷が付いてガリガリ。

この前、ナックルの部品が折れた時に、あらぬ方向にタイヤが曲がったので、変な負荷でもかかったかなぁ?

とにかく、中身を撤去しましょう。


内臓が出ました。
うぁ~なんじゃこりゃ~(汗

オイルシールと・・・シャフトのカラーと・・・ベアリングのインナーカラーと・・・もう、何かよくわかりません(苦笑
ちなみに、まとわりついているのはモリブデングリスね。

ベアリングのアウターは付いたまま
中身を取り出したハブには、圧入されたベアリングのアウターが、手前と奥に残っています。
両方ともマイナスの貫通ドライバーを当て、ハンマーで叩いて抜き出します。

とれたー
円形の物を付けたり取ったりするときは、180度の対角位置にチョットずつ力を加えます。

右の頬を打ったら、左の頬も打てって事。

タイヤのナット締めもそうでしょ?

そんなこんなで、コツコツとベアリングのアウターを外しました。

シャフトやハブ自体にはダメージが無さそうで一安心。

さてと、後はベアリングを手配しないといけない訳ですが、以前、近所のホームセンターにベアリングがあったような気がするので、数件回ってみましたが・・・おかしい。全然無いな(汗

オイルシールが無い
仕方がないのでネットで注文することにしました。

内輪径17mm、外輪径35mm、幅10mm。

NTN製の 6003LLU というのが良さそうです。

合成ゴムのシールが付いているのでチョット抵抗が大きいようだけど、防塵・防水性能が良いみたい。
この際だから、まだ異常の見られない右のベアリングも交換することにして、左右のを2つづつ注文。

しかし、困りました。
オイルシールがラインナップにありません。
内輪径23mm、外輪径35mm、幅6mm。

とりあえず、破れたオイルシールはボンドで応急処置して、再利用しましょう。

あとは、注文した部品が届くのを待ちますよ。
あぁ・・・やれやれ・・・(でも、チョットたのしい)。

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