2015年4月23日木曜日

バギー改造記 / フロントハブベアリングの粉砕(後編)

注文しておいたベアリングが届きました!
ネットで注文して一両日中には商品が届く!
考えてみれば凄い事よ。

お店の人、運送屋さん、ありがとう!ありがとう!

新品到着!
待ち望んだ麗しき国産のベアリング、NTN社製 6003LLU(内輪径17mm、外輪径35mm、幅10mm)です。合成ゴムのシールが高い防塵・防水効果を発揮するニクイ奴。

試に回してみたらヌルヌル回ります。
うおぉぉぉぉ~!何故か無性になめたり頬ずりしたくなります。

ブッ壊れた出元不明のベアリングは、シールの残骸が無かったようなので、オープンタイプのベアリングだったんでしょうか?
砂でも入ったら一発だね。



はめ込むよ!
さぁ!早速作業開始です。

ベアリングのアウター周りをコツコツ叩いて入れ込むのですが、この時、間違っても絶対にベアリングのインナーを叩いてはいけません。

ベアリングが即、オシャカです。

そうなると怖いので、手持ちのソケットで良い大きさの物を当ててアウター全面を一気に叩き込みます。
終わったら反対側も同じようにしてベアリングをはめます。

本当ならゆっくり圧入できるのがいいんだけどね。
叩くと、ベアリング間のセンターカラーに当たった時に、ベアリングのインナーに無駄な衝撃が伝わりそうだもんね~。

・・・ん?アレ?
しまったー!!!ベアリング間のセンターカラーを入れ忘れたー!!!!

失敗した・・・
何という事でしょう。
装着済みの新品ベアリングを抜かなければならなくなりました(涙

バカ、バカ。儂のバカ!

仕方ありません。貫通ドライバーでアウター付近を叩いて取りだし・・・・。

うわぁー!当てがう所が外れた―!
シールがもげたー!

何か、もうダメっぽいので、諦めて叩き出します。うえーん(涙

取り出したベアリングですが、変なクリック感とかは無いので、もしかしたら使えるかもしれません。
でも、一度内部をぶっ叩いているので、とても怖くて使えません。

左右の前輪用に4つ購入してあるので、余分を使って左側だけ交換することにします。

できた☆
気を取り直してセンターカラーを入れ、改めてベアリングをはめる。

センターカラーは幅の精度が出ているようで、余計な干渉も無くベアリングの装着が終わりました。

ハブ装着!
ハブを組み付けていきます。

ベアリングを外から押さえるために必要なサイドのカラーですが、元の物が先の破損に巻き込まれて、ガリガリのズタズタになっていました。

丁度、壊れた中華ベアリングのインナーが同じ大きさだったので、流用することにします。

ハブのナットを締め、割りピンで止める。
タイヤを取り付けて、ハブボルトを締めればやっとこさ元に戻りました。

久しぶりに空気圧も見ておきましょう。
後輪のイノーバはOK。前輪のサンエフは・・・なんか2本とも空気が減ってる。
バルブは問題ないようなので、やっぱりタイヤの品質問題か。
やはり中華タイヤ・・・。

今度は本当に直った!
前回の試走時に前輪が逝ったため、調整する暇がなかったチェーンの張り具合も再調整。

恐る恐るですが、試走してみます。

ベアリング交換した左前だけが、気のせいかヌルヌルと回っている感じがします。
修理は成功の様ですね。

チェーンも張り具合の改善でガチャガチャ音がしなくなり、駆動力も無駄なく伝わっていい感じ。

よし。これで、農作業時の足が復活完了です!

あとは右前輪のベアリング交換も残ってますが、リアアクスルのベアリングと一緒に注文しておきましょう。
また手の空いた時に作業しよっと。

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