2015年4月28日火曜日

バギー改造記 /リヤハブの補強

前回交換に失敗して破損したため、再注文していたベアリングが届きました。
早速、右フロントハブのベアリングも交換完了です!
左側は派手に損壊して分かりませんでしたが、きちんと金属のシールが付いたベアリングでした。

お役御免の中華ベアリング
破損していない中華純正ベアリングを回してみたところ「んごろんごろ・・・」という音と感触。
すげぇ!精密さのかけらも無いような音がする!

一方、日本製のベアリングは「・・・・・・・・。」と音も無く、ぬるんぬるん回ります。
何だか非常にエロい回り方をします。

試走してみると、前回左だけ滑らかに感じたものが、両前輪とも非常に滑らかかつカッチリしたハンドリングになりました。
これは、すんばらしい!

<中華玉軸受を付けしもの、すべからく和製玉軸受に交換すべし。>
おぉ・・・古き言い伝えは真であった。


ハウジングを改良
お次は、元のリアアクスルハウジングが余っているので、少し改良することにしました。

真ん中に穴を空け、ナットを溶接。
はい!速度センサーを装着できるようになりました!

鉄板部分の切断面にはバリが付いているので、ヤスリかけしてやり、あとはグラインダーにワイヤーブラシを付けて塗装とサビを落とし、そこら辺にあったスプレーで着色。

ガンメタリックで格好いい!

さてさて、今回届いたベアリングは、このアクスルハウジングに合う物なわけですが、すぐに組み付けるわけにはいきません。

せっかくアクスルハウジングを加工して速度センサーを直付けできるようにしたので、インナーカラーに速度センサー用の磁石を組み込む必要があるんです。

その肝心のインナーカラーですが、肉厚が薄いのに加えて、ベアリングのインナーとの接触面がちゃんと平坦じゃない感じになっていました。
しかも押さえる力に負けて、少し膨らみが出てきているような・・・。

このへんがガタつきやすい
もしかして、アクスル固定用のダブルナットが緩みやすいのって、インナーカラーがヘナヘナで、押さえが効いていないからじゃないの?

そう思いつつ増し締めチェックしてみたら、左のダブルナットが緩んでいました。
あと、左のリアハブもガタつきがあるんだよね。

まことに困った事ではありますが、なんと、これを一挙に解決する方法があるんです。

先人の知恵といいますか、ネットで中華バギーに関するTIPSを公開してくださっている方の方法を取り入れさせてもらいます。


つっぱる!
鉄パイプにアクスルシャフトを通し、パイプとダブルナットを押さえるようにハブを締めこみます。
こうすることで、ダブルナットの緩み止め効果とシャフトの剛性アップ、ハブのガタつき抑制効果が得られました。

ちなみに使用した鉄パイプは知り合いの水道工事屋さんから分けてもらった・・・水道管です。いや、ガス管かもしれない。
軟鉄の為、硬さは不安ですが、メッキ加工してあるので錆に強いです!
内側の径が少し大きかったので、シャフトとの隙間を少なくするため桃の缶詰の缶を切ってシャフトに巻き、桃缶スペーサーにしました。

今回は片方だけ
とりあえずガタつきのある左だけ対策を施しました。

日本製ベアリングの精巧さがよくわかったので、リアのベアリングも早めに交換したいですね~。
インナーカラーの補強も考えないと。

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