2016年9月12日月曜日

オーガニック過ぎるロウソク作り 前編

春から飼っていたニホンミツバチですが、巣箱を置く場所が悪かったのか、今年の猛暑に耐えられなかったようで逃げ出してしまいました。

袋2つ分の蜂の巣
後に残された蜂の巣には、蜜の入った巣が残されていたので、野菜の水切り用遠心分離機にかけて蜂蜜を絞り取りました。

絞りカスになってしまった巣は、さらに溶かして蜜ロウを取る事にします。

巣は量にして中型の買い物袋 2つ分。
結構なカサがありそうですが、中はスカスカですからね。

とは言え、どうやって熱を加えて溶かすか思案しないと。


先ずは綺麗な巣
電子レンジでメーザー攻撃
蜂の巣のロウソク作りは以前にやってみたことがあるんですが、その時のように湯に入れて煮溶かそうかと考えていたところ・・・ちょっとまてよ?加熱するだけならレンジでチンすればよくないか?

ってことで、早速やってみると非常に良い塩梅に巣が溶けていく。

こりゃ早い!って事で、溶けた上からどんどん巣を投入。

2袋分、全部投入!
面白いくらいにどんどん溶けるので、あっという間に巣が溶けて全て容器に収まりました。

容器に付いたロウはなかなか取れませんが、今はそんな事は考えません。
あとでお湯で洗いますよ・・・。

精製していくよ
手拭いで絞ってろ過
染み出たロウを取り出してみると、綺麗な黄色になりました。
熱したおかげで、ものすごい蜂蜜の香りが周囲に立ち込めます。

問題はこの後。どうやって大量の不純物の中に含まれたロウを分離するか。
もちろん熱くて手では絞れません。

試に不純物ごと溶かした巣の塊を手拭いで包み、固く絞った状態で再び電子レンジに入れると、熱で塊内部の圧力が大きくなり、絞った手拭いから溶けたロウが染み出てきますね。

両手一杯分くらいはあるでしょうか、結構な量が取れました。

湯煎するよ
湯煎完了
まだ終わらんよ!

取れたロウには、蜜とそれに混じった不純物がまだまだ混じっています。

それを簡単に取り除くには、湯煎してロウを溶かし、そのまま置いておけば比重で勝手に分離してくれるはずです。

再び熱を加えると、集めたロウは数分で全部溶けました。

底に見える黒っぽい色は染み出た蜜と汚れが混じったものですね。
無事に分離してくれたようです。

一応できたね
冷えて固まってくると、綺麗な黄色になりました。
これで蜜ロウの採取は完了です。

今日の所はとりあえずここまで!

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