2020年9月3日木曜日

草刈り機のベアリング交換とシュレッダーナイフ

 注文していたベアリングが届きました!
ちゃんとした日本製のベアリングです。

左側日本製、右が中華ベアリング

  やっぱり国産ベアリングはいいね。スルスル回る。当たり前なんだけど、何の突っかかりもクリック感も無い。取りあえず同じシールの物を取り寄せてはみたけど、非接触の金属シールならもっと抵抗が無くていいのかもしれない。ゴミが入るからダメか。

セット良し!叩け!

 元の場所へ叩き込みます。丁度良いサイズの水道管があったので、それを添えて叩いていきます。以外にスッとはいったので、Cピンを取り付けてベアリングの抜け止めをします。

ドラム装着完了

 今度はクラッチドラムを差し込みます。ドラムを下に向けて当て物をし、シャフト側からベアリングのインナーを叩いて差し込んでいきます。これも丁度良いサイズのパイプがあったので、それを使ってインナーを叩きます。決してアウターとインナーがズレるような力をかけてはいけません。あとはCピンでドラムの抜け止めをしたら完了。

修復完了!

 順次組み上げていって元通りです。さて、こいつは稲刈りシーズンが終わったら、オーバーホールに出すので、しばらくの間お休みだ。

粉砕用アタッチメント

 今回、ちょっと変な刈刃を試してみようと思う。
 シュレッダーナイフ呼ばれるタイプの刃なのだが、本来の物は重く大きいため、高出力・高耐久のマシンでないと運用できない代物だ。
 私の刈り払い機は25ccクラスで、分割してアタッチメントが使える仕様のため、便利ではあるが残念ながら耐久性が高いとは言い難い。しかし、それなりの魅力もあるため、何か使えそうなものが無いかと探してみた。
 
 そんな中「すいすいカッター アイガモン専用 純正替刃 L刃タイプ AG-101」を発見。水田の株間の除草用に使う刃なので、普及機でも負荷がかかりにくいサイズである。
 これに大型カバー「日立工機 飛散防護カバー組 (331-368)」を組み合わせれば、攻守共に完璧な組み合わせではなかろうか。

本来の使用目的、本来の組み合わせでは無いので、何が起きても誰も責任は取ってくれないので、人間側もちゃんと防御策をしての作業が必要だ。

怪我と弁当は自分持ちである。

 そんなわけで、弐号機エンジンを持って実際に刈ってみた。

破壊衝動満たしまくりの爽快感!

 これはいい!
 あの怖いけどよく刈れる2枚刃と、力不足だけど粉砕力のあるワイヤーカッターのいいとこ取りな使い勝手。
何よりいいのは今までX軸とZ軸での刈り払い作業にY軸の動きがプラスされ、立体的な草刈りが可能になったのだ!スーパーファミコン全盛期に、セガサターンとプレイステーションが登場した時のような感じだ。

 左に払い寄せるのが普通の刈刃だが、これはその場での粉砕ができるなど、小さな見た目に反して刈り動作のバリエーションが多い。技のデパートと呼ばれた力士「舞の海」の様だ。払う動作に押さえつける動作が加わったことで、蔓草のようなまとわりつく雑草を細切れに粉砕していくのだ。育ちかけた桑の木なんかもバキバキに粉砕。
 小さいが故、作業効率がいまいちなのは仕方ないのかもしれない。

そして防護カバーも中々のもの。
ワイヤーカッター用の物なので大きくて少々重いのだが、飛散方向に大きくせり出したカバーが適切に防御してくれて、作業員へのダメージは極限まで抑えられている。
似たような形状の、より軽量なものがあればベストだろう。

3D草刈り楽しくなってきた。

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