2023年2月3日金曜日

戦慄のシュレッダー・ナイフ

 以前、オレゴンのシュレッダーナイフを使ってみたところ、性能の高さはよく分かった。しかし、300mmというサイズから草刈機のパワー不足を感じたため、マキタから出た小柄な270mmのシュレッダーナイフを買ってみた。
 ただやはり、通常のギヤボックスの構造では、キックバック時に締付けのクランプワッシャーに逆トルクが掛かり、クランプワッシャーとナットが諸共緩む原因となる可能性があり、刃の脱落事故が懸念されるのだ。
 高耐久タイプのギヤボックスでは、クランプワッシャーにもスプラインが咬む様になっており供回り防止構造があるため、問題なく使えるようだ。しかし、残念ながらシャフト径が違うため、ギヤボックスの交換だけで済む話ではなさそうなので、今ある材料で対策をしてみることにした。
 ベースとクランプワッシャーをダボで固定して、キックバック時にクランプワッシャーが刃の衝撃で回らないようにした。
 耐久性はいまいち判らないが、対策無しで使うより安全性は高まったはず。
 ダボは釘をクランプワッシャーに溶接し、補強のインナーワッシャーも追加。刃を取り付けたら受け側のダボ穴にダボ付きクランプワッシャーを装着。取り敢えずは組み付けできた。

 以前にアイガモンを使って刃が割れ飛んで体に痣ができた経験もあるので、大胆ながらも慎重にテストしよう。こんなんが外れて飛んできたら、タダじゃ済まない。

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